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川口市の経年劣化でコロニアル先端に剥がれや苔が見られるお家をカバーで葺き替えます
今回は、経年劣化でコロニアルの先端が剥がれてきて、
所々、割れが目立ちます。
色あせも進行し始めていたので、カバーで葺き替えていきます。
コロニアルは水分を排出しきれないと
先端に水が溜まる傾向にあります。
そうすると
日数が経つことでミルフィーユ上に剥がれてきます。
今回の状態くらいでしたら
塗装工事に割れている部分を差し替えることもできますが、
今回のお客様は、『先々長く、安心して住みたい。』ということで
金属屋根への葺き替え工事に踏み切っていただきました。
板金屋根は
初期費用は少しお値段が張りますが、
メンテナンスまで考えたときに
メーカー保証や、塗装の剥がれなどが起きにくいことから
メンテナンス費用が大きくかからないことで注目されています。
また、
ガルバニウムや、SGL鋼板など改良に改良を重ねた
さびにくく耐久性の高い鋼板が主流になっていますので
人気のある商品になっています。
それでは
工事を見ていきましょう
まずは棟の撤去作業です。
外してみると
年月が経過して隙間にたまった泥やほこりが目立ちます。
貫の状態も激しい劣化はなくボロボロではありませんでしたが、
メンテナンスなし築17年のお家でしたので、交換が望ましいですね。
次はルーフィングです。
今回は野地板増し張りの工程はなく、直接コロニアルにルーフィングを張っていく施工です。
コロニアルに直接ルーフィングを張る場合、
できれば少しランクの高い製品を使用することをお勧めします。
なぜかというと、
野地板を増し張りする場合
平らな面にルーフィングを張るので、
隙間もできにくくきれいに張ることができますが、
コロニアルに直接張る場合、
凸凹面なのでルーフィングが破れやすくなります。
ルーフィングにもランクがあり、
お値段はピンからキリですが、
ルーフィングは建物を守る最後のカナメでもありますので
少しこだわっていただけたら嬉しく思います。
コロニアルに直接の場合は
粘着力のあるルーフィングもあり
ピッタリとくっついてくれますので一番安心です。
今回使用したライナルーフは
普通のルーフィングより伸縮性があり
破けにくくお値段も手の出しやすい位置にあることから
よく使用される製品です。
真ん中の写真は、
普通、野地板にルーフィングを施工する場合
タッカーというホッチキスのような工具で止めていきますが、
コロニアルに直接施工する場合は
タッカーだと止められないので釘で打ちます。
その場合、釘の隙間から雨水が侵入することが想定されますので
板金チップという小さくカットした板金を間に挟んで施工します。
こういった細やかな施工が一番大事だったりするんです
日常生活ではあまりなじみのない知識ではありますが
奥深く勉強していくと面白かったりしますので、
もしご興味などございましたら知らベていただくと楽しいかもしれません。
また、お問い合わせ時に一緒に気になることなど
教えていただければ、お伝えできることも沢山ございますので、
お気軽に『街の屋根やさん 川口店』までご連絡ください
今日の作業はここまでです。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました
9時~17時まで受付中!
0120-390-616