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高所作業はとても危険、間違った施工をしないためにも屋根のDIYは行わないでください
![屋根のDIYは行わないでください](/wp-content/uploads/01-53.jpg)
最終更新2024年2月9日
屋根のDIYが危険だと叫ばれるのは、高所作業によるものです。
屋根工事は毎年転落事故が絶えません。プロですら死亡事故を起こすのですから、一般の方には物凄くハードルが高いことなのです。
「応急処置だけだから」
「安く済ませたい」
と思われても、絶対に屋根にのぼることはやめてください。
この記事では、屋根のDIYによる危険性やその他お勧めしない理由を詳しくご紹介いたします。
屋根工事は毎年転落事故が絶えません。プロですら死亡事故を起こすのですから、一般の方には物凄くハードルが高いことなのです。
「応急処置だけだから」
「安く済ませたい」
と思われても、絶対に屋根にのぼることはやめてください。
この記事では、屋根のDIYによる危険性やその他お勧めしない理由を詳しくご紹介いたします。
【動画で確認「屋根のDIYは行わないでください」】
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。動画で見たいという方はこちらをご覧ください!
↓ ↓ ↓
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【動画で確認「屋根のDIYは行わないでください」】
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。
動画で見たいという方は是非ご覧ください!
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屋根の上、高所はとても危険! 毎年、死亡事故が発生しています!!
高い所から転落すれば「怪我をする」、「死亡する」、誰でも知っていますが、本当にそのことを理解している方は少ないと思います。一般の方は高所とはほぼ無縁だし、満足な柵も設けられていないような高いところで作業することもありません。業務などで毎日のように屋上に出るという方もおられるでしょうが、そこには必ず落下防止のための柵などが設けられています。まずは建設業界で墜落・転落事故がどれだけ発生しているか、年別に見てみましょう。
![屋根の上、高所はとても危険!](/wp-content/uploads/02-53.jpg)
![過去5年間の死亡災害に対する墜落・転落者数の割合](/wp-content/uploads/03-50.jpg)
![過去5年間の死亡災害に対する墜落・転落者数の割合](/wp-content/uploads/04-49.jpg)
※厚生労働省 平成 30 年労働災害発生状況の分析等から引用
建設業における労働災害で最も多いのは高所からの墜落・転落なのです。平成26年から平成30年までの5年間で死亡災害1630人、そのうち680人が墜落・転落でなくなっているのです。死傷災害は5年間で78,329人、そのうち26,819人が墜落・転落です。
![1日平均20人以上が高所から墜落や転落をしている](/wp-content/uploads/05-51.jpg)
これ、異常な数字です。つまりは毎日、日本のどこかの建設現場で10人以上が高所から落ちているということです。突貫工事でもない限り、週に1~2日のお休みはあるでしょうから、平均すると1日に20人以上が高所から墜落や転落をしているのです。
この数字を素直に受け止めれば、屋根にのぼってDIYをする気はなくなるはずです。プロの方ですら高所は危険なのですから。
1階の屋根でも死亡事故は発生します
![雪下ろしの中に転倒して死亡](/wp-content/uploads/05a.jpg)
状況はかなり違いますが、屋根からの雪下ろし中に転落して死亡した方の60%は1階の屋根からというデータもあります。
生活習慣として冬の間は雪下ろしを行っている雪国の方々は雪が降った屋根はとても滑りやすいし、危険性を熟知としているでしょう。それでも、やはり事故は起こるものなのです。
屋根には絶対、のぼらない方がいいのです。
![DIYは無理なく手の届く範囲にしておきましょう!](/wp-content/uploads/06-52.jpg)
![危険以外にもDIYをお勧めしない理由](/wp-content/uploads/07-51.jpg)
厚生労働省が定めた労働安全衛生規則第518条には次のようなに記載されています。
事業者は、高さが2メートル以上の箇所(作業床の端、開口部等を除く。)で作業を行なう場合において墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない。
2事業者は、前項の規定により作業床を設けることが困難なときは、防網を張り、労働者に安全帯を使用させる等墜落による労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。
※厚生労働省 労働安全衛生規則より引用
![高さが2メートル以上の箇所で作業を行う場合](/wp-content/uploads/08-53.jpg)
![危険以外にもDIYをお勧めしない理由](/wp-content/uploads/09-51.jpg)
![自分にもできそう・・・](/wp-content/uploads/10-49.jpg)
これらの発信されている情報は全て正しいのでしょうか。中には明らかに間違っているものもあります。企業ではなく、個人が発信しているものですから、そういった誤りがあってもおかしくはないのです。
また、こういう方達は失敗例を載せる方もいらっしゃれば、成功例のみ掲載している方もいます。全てがうまくいっているということはまずないと考えるべきでしょう
![材料選びも難しい](/wp-content/uploads/11-50.jpg)
![シーリング材の種類](/wp-content/uploads/12-50.jpg)
![業者は場所に合わせて常に最高の性能を発揮するものを使用します](/wp-content/uploads/13-49.jpg)
![全ての材料を揃えるのはコストがかかる](/wp-content/uploads/14-50.jpg)
![使用期限になってしまい使い切らないうちに破棄](/wp-content/uploads/15-46.jpg)
![自己流で間違った施工をしてしまう](/wp-content/uploads/15ay.jpg)
一番、やってはいけないことがこれです。お家の為、建物の為と思ってやったことに誤りがあり、逆に建物をダメにしてしまうことです。
よくあるのが雨漏りを止めるために屋根のさまざまな隙間をシーリングで埋めてしまうことです。
![建物をダメにしてしまう間違った施工だった](/wp-content/uploads/16-47.jpg)
瓦は取り外せることから分かるように重なり部分には隙間があります。
スレート屋根を屋根塗装する場合にはこういった隙間が塗料で詰まってしまうことがないようにタスペーサーという樹脂の小片を入れて、わざわざ隙間を確保します。
![瓦の重なり部分には隙間がある](/wp-content/uploads/17-46.jpg)
![間違った施工](/wp-content/uploads/18-44.jpg)
これらの隙間は湿気や雨水の排出のために絶対に必要なのです。雨漏りを止めようと思ってやっていることが、逆に雨漏りを酷くしているのです。
「隙間があるから雨水が入ってくる」ことは間違いないのですが、「隙間がないと雨水が出ていかない」も間違いのないことなのです。これらは屋根業者だから知っていることであって、そういったことを一般の方が知らなくても無理はありません。
![屋根材の隙間を埋めたことによる雨漏り](/wp-content/uploads/19-45.jpg)
![無料点検をご利用ください](/wp-content/uploads/20-44.jpg)
例えば、同じ台風が来て、同じ地域の建物であっても、被害が大きかった家、被害が小さかった家、被害がほぼなかった家が存在します。
これはどういうことなのでしょうか。立地や環境、さらには運といった要素も否定できないのですが、一番のポイントは定期的に点検し、適切なメンテナンスを行っていたか、そうでなかったかです。
屋根の上にのぼるのは大変、危険ですので、ご自分で定期的に点検するわけにはいきません。私達、屋根の専門家にお任せください。あらゆるところを徹底的に点検し、適切なアドバイスを致します。
街の屋根やさんは創業以来、墜落・転落事故ゼロを続けています! もちろん、これから先も墜落・転落事故ゼロを目指していきます!
幸いにも私達は事故という事故もなく、怪我という怪我もなく、これまで点検と施工を続けてまいりました。点検時や工事中の現場の安全管理などを徹底してきたこと、幸運に恵まれたからだと思います。
![墜落・転落事故ゼロ](/wp-content/uploads/22-43.jpg)
![より安全に点検](/wp-content/uploads/23-38.jpg)
高所作業となる屋根のDIYは絶対に行ってはいけませんのまとめ
●建設業界では平成30年までの5年間に27,000人以上の方が墜落・転落の労働災害に遭っています
●1階の屋根でも死亡事故は発生します
●DIYで作業してもいいのは地上に立って無理なく手の届く範囲までです
●危険という理由以外にも屋根のDIYはお勧めしません
●材料選びも難しく、自己流で間違った施工をしてしまう可能性があるからです
●屋根などの高所は街の屋根やさんの無料点検をご利用ください
●街の屋根やさんはこれまで墜落・転落の労働災害はゼロです
●墜落・転落といった事故だけでなく、他の労働災害を起こさぬよう、これからも徹底的に安全管理を行っています。