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スレート屋根へのカバー工法の選択肢

長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。動画で見たいという方はこちらをご覧ください!
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スレート屋根の屋根カバー工法で金属屋根は遠慮したいという方へ
現在、最も普及しているスレート(カラーベスト・コロニアル)屋根、その屋根リフォームとして最も一般的なのが屋根カバー工法ではないでしょうか。
屋根カバー工法はその名通り、屋根の上に屋根を被せてカバーする工法で、「重ね葺き」や「増し葺き」などとも言われます。
これまでの屋根に上に新たな屋根を重ねるわけですから、軽い屋根材の方がいろいろと有利なところが多く、ガルバリウム鋼板などの金属屋根材が選ばれがちです。
昔のトタンと比べると、現在の金属屋根材は遮音性や断熱性、耐久性にも富んでおり、様々な面で進化しています。しかし、「色が豊富ではない」、「表面がほぼ平らでツルっとしているので安っぽく見える」、「雨音がうるさそう」、「夏は暑そう」と思われている方が多いのも事実です。

ハイブリッド瓦やアスファルトシングルでも屋根カバー工法が可能です!

実は屋根カバー工法って、金属屋根以外の屋根材も選べるということをご存知でしたでしょうか。
屋根カバー工法ではハイブリッド瓦やアスファルトシングルといった屋根材を選ぶことができるのです。
重厚感のある瓦屋根に憧れるという方は見た目がいぶし瓦とそっくりのROOGAシリーズ(ケイミュー株式会社)もいいでしょう。
彩り豊かでおしゃれな屋根にしたいという方はアスファルトシングルを選ぶこともできます。
お客様から寄せられたカバー工法に関するご質問にお答えします!


街中のお家を見てみれば分かるように、アスファルトシングルの屋根はかなり少ないですよね。
屋根専門店であっても「アスファルトシングルで施工したことがない」、または「施工した経験はあるけど、数回程度」というところは多いのです。こういったところにアスファルトシングルでの屋根カバー工法を頼むのはちょっと不安ですよね。
アスファルトシングルに精通していないことを自覚しており、良心的な屋根業者の場合は広く普及しており、施工経験も豊富な金属屋根材を薦めてきます。


一方、ROOGAですが、こちらはケイミュー株式会社から認定が必要です。
ROOGAを取り扱うための講習会を受講することはもちろんのこと、瑕疵担保保険の加入と建設業許可証の取得も義務付けられています。
また、ROOGAは粘土瓦を模した屋根材ですが、施工方法はかなり違います。棟の設置の仕方などは独自の工法となるので、やはり相応の施工経験が求められます。
ただやはり最大の理由は金属屋根材が最も軽量なので、お家に掛かる負担が最小限だということが挙げられます。

地震の際の屋根の揺れは屋根の重さにも左右されます。屋根が軽ければお家の重心も下がりますし、慣性の法則も小さくなりますから、揺れづらくなるのです。
屋根カバー工法はこれまでの屋根の上に新たな屋根を被せるため、当然のことながら、屋根の重量は増します。屋根は新しくなりますが、耐震性などの面ではマイナスなのです。屋根カバー工法を選んだ場合も屋根の重量増は最低限に留めるべきです。

重い屋根の代表として瓦屋根は工法によっても違いますが、一昔前のお家で1㎡あたり50~60kgです。現在、新築などで用いられる瓦は昔のものよりも軽くなり、1㎡あたり42~43kgです。具体的にどの重さまでなら大丈夫とは言えないのですが、やはり軽い方がいいに決まっています。
お家の地震に対する強さは1981年6月に施行された新耐震基準と旧耐震基準で大きく変わります。
古いお家の場合、安全性を考えて、お客様のご希望とは異なるものの、敢えて金属屋根を薦めてくる業者も存在します。


金属屋根材であっても、エコグラーニをはじめとするディーズルーフィングの製品は表面に自然砕石が吹き付けられており、見た目も、質感も金属屋根とは思えません。
現在はさまざまな建材が流通していますから、自分のお家とお好みに合わせて屋根材を選ぶことも可能なのです。
街の屋根やさんはROOGAやアスファルトシングルでの屋根カバー工法にも精通しておりますが、やはり金属屋根材をお薦めします。