蕨市で雨樋交換工事~カーポートの雨樋も交換しました~
蕨市の皆さん、こんにちは!『街の屋根やさん 埼玉川口店』です(*^▽^*)
今回は、蕨市で軒樋、竪樋の全交換工事を行ってきました。
合わせてカーポートの雨樋も交換しましたのでご紹介します。
カーポートの雨樋は住宅用とは異なり、少し小さめにできていて、
形も蛇腹のものから、通常の筒状のものまで沢山あります。
参考にしていただけたらと思います。
こちらが軒樋の施工前写真です。熱による歪みや、積雪による沈みが確認できました。
雨樋は、経年によりどうしても熱による歪みが出てきますし、受け皿の形をしているため、雨以外のものも集めてしまいがちです。
そうすると、排水機能に異常が出て、樋の役割を果たさなくなってしまいます。
特に勾配不良は、雨を樋の中にため込んでしまいますので注意が必要です。
まずは既存の雨樋を撤去します。金具まで撤去したら、コーキングで穴を塞いでいきます。
見栄えをよくするためでも、木材内部に雨侵入のリスクを少なくするためでもあります。
また、屋根の大きさによって、最適な樋の大きさが決まっており、さらにそのお家がある地域の気候によっても変わってきます。
取り付ける場所の準備ができたら、新しい金具を取り付けていきます。
この時に大切なのが、この水平器です。これは水平を図る道具ですが、雨樋新設の際にも重宝します。
真ん中にある気泡が右に傾いたり、左に傾くことで今どれくらいの勾配が取れているのか確認できます。
また金具を取り付けるにも施工基準が決まっています。
お家のある地域の気候によって取り付ける間隔が変わってくるのです。
雨樋の工事をたくさん行っていると、施工基準にそぐわない工事が行われているお家に遭遇することもあります。
せっかく新しくしたのに…。と肩を落とされるお客様の姿は見たくありません。
職人も精一杯丁寧に施工します。
最後に雨樋を設置して施工は完了です。じっくり見てもわかるか、わからないかの範囲ではありますが、微妙に落とし口に向かって傾いています。この『微妙な傾き』が大切なんです。
また屋根の大きさによって使用できる雨樋の大きさも決まっています。
屋根が大きければ大きいほど雨樋に流れてくる雨量は多いですからね。その分大きな雨樋を使用しないといけません。
工事前に心配なお客様がいらっしゃいましたら、お気軽にお尋ねくださいね(^^)/
お家に沿って下に落ちる筒状のものを、竪樋といいます。軒樋を伝ってきた水が、一カ所に集まり、竪樋に落ちることで、お家を汚すことなく、きれいに排水溝まで落とすことができます。
竪樋は家の形状に沿って落としていきます。
お家から離れると、強風の影響を受けやすく、すぐに壊れてしまいます。
できる限りの密着が必須です。
今回もきれいに取り付けが完了しました
こちらは既存の状態のカーポート雨樋です。止まりの部分がなくなってしまっています。
土ほこりもかなり溜まっていますので、今回工事依頼をいただきました。
カーポートの雨樋も、軒樋はお家の樋と変わりありません。
今回は、パナソニックのアイアンを使用しています。
既存の樋を撤去したら、新しい金具を取り付けていきます。取り付け手順は、お家の雨樋と変わらないですね。
今回は、破風板がなく、屋根の土台の垂木が見えていますので、そこに金具を取り付けていきます。
こちらの金具は、神社など社で多く見られますので、機会がありましたら覗いてみてください。
完成しました(*^▽^*)
こちらはカーポートの竪樋です。またまたお家の屋根と変わったところが見えませんが、こちらは少し細くなっています。
つなげていく部材も多少変わり、素材も少し分厚いように感じます。
カーポートの雨樋は触れられる部分にありますし、異変にも気づきやすいので、気になることがありましたらお問い合わせください。
またカーポートは樋が壊れたからお家に影響がすぐに出る場所ではありません。
お客様の中で工事の優先順位を決めていただき、後回しにする方法もありますのでご相談ください。
今回は、蕨市での雨樋全交換の様子をご紹介しました。樋の全交換はお家の大きさにもよりますが、大体1日~3日で終わる工事です。
しかし、足場がないとできないことが多いので、何かの工事に合わせて交換するのがお勧めです。
傷んだ雨樋を放置すると、強風時などに折れて飛んで行ってしまうこともあります。
プラプラしている状態などはできるだけ早く工事を行いましょう。
弊社では、点検からお見積り、ご相談まで無料で行っています。
お困り事、お悩み事ございましたらお気軽にお問い合わせください。
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