①土台に雨水が跳ね雨漏りが発生する可能性

通常、雨樋が正常に役割を果たしている場合、雨樋を伝って排水溝に雨水が流れます。しかし、雨樋の詰まりなど、何かしらの不具合が生じている場合、軒先からそのまま地面に雨水が落ちます。そうなると、はじき返った水が外壁や土台を汚したり、基礎にヒビなどがあった場合、その隙間から雨水が入り込み雨漏りにつながる可能性があります。

②シロアリや苔などの要因に

地面の排水機能があまり働かない場合、常に地面が湿った状態になります。この状態はお家に様々なトラブルを引き起こします。虫の住処になったり、外壁に苔が生えやすくなったり、お家にとって良い状態とは言えません。大きな障害になる前に雨樋メンテナンスが必要です。

③オーバーフロー(逆流)

雨樋の詰まりなどによって正常に雨水が流れなくなると、オーバーフローという逆流現象が起きり可能性があります。この現象を放置すると軒先から雨水が屋根下地に回り雨漏りを引き起こす可能性があります。オーバーフローは危険な状態なので早めの雨樋リフォームが必要です。

雨樋の詰まりの多くは、葉っぱなどによるものが多いです。

乾いた葉っぱの状態であれば、風などで吹き飛ぶ可能性もありますが、
何年も蓄積された葉っぱはやがて腐葉土になり、雨樋を詰まらせる大きな原因になります。

特に集水器(雨を下に流す落とし口)につまりが発生すると、排水不良が起きやすいです。

下から見上げただけでは気づきにくいですが、大雨時などに軒先から落ちる雨の様子に異変を感じます。

お客様にも雨の落ち方が変だとお問い合わせをいただくことが多いです。
また、2階やベランダなどから、雨樋を目視できるお客様は、そちらを基準にしてみるのもいいですね。

間違えても、お客様自身で屋根に上って確認することは大変危険ですのでおやめください。
雨樋リフォームは、自分でできそうと思うお客様も多いですが、危険ですので業者に頼みましょう！！

街の屋根やさん　埼玉川口店では、
点検、相談、見積もりすべて無料で行っていますので、心配なお客様はお気軽にご連絡ください(^^)/

勾配不良は目で確認するのはなかなか難しいです。
ほんの数センチ、逆に傾いただけでも勾配不良は起きます。

勾配不良は、放置すると上記にあったような、
オーバーフローにつながる可能性が高いです。

オーバーフローが起きる前に必ず雨樋リフォームをご検討ください。

なんといったって、落とし口と逆に傾いているわけですからね。

この勾配不良は、積雪などの被害で起きる可能性が高いです。
雪の被害があった年には、できるだけ業者さんに点検を行っていただくのがよいでしょう。