川口市で瓦棒葺きの屋根を葺き替え~縦葺きは立平の時代です!!~
川口市の皆さん、こんにちは!!『街の屋根やさん 埼玉川口店』です!!
今回は、瓦棒葺きの屋根を、立平葺きに葺き替えてきました(^^)/
以前までの縦葺きといえば『瓦棒葺き』が主流でした!
しかし、現在では瓦棒葺きは、固定部の心木(木材)が腐ると、
屋根が捲れあがる可能性があることから
屋根が捲れあがる可能性があることから
『立平葺き』が主流です。
この記事では、同じような縦葺き屋根の『瓦棒葺き』と『立平葺き』、
一体何が違うのか??
メリットとデメリットは何があるのか?
工事作業中の様子など、縦葺き屋根について詳しく見ていきましょう!!
目次 【表示】 【非表示】
縦葺きとはどういった屋根?
縦葺き屋根とは、屋根の長さに合わせて
1枚の長い板金板を葺いていく屋根葺き工法です。
1枚の長い板金板を葺いていく屋根葺き工法です。
工場などの大きな屋根には比較的昔から多く利用されています。
一般住宅にも、勾配の緩いお家には、縦葺きが採用されています。
縦葺きは、他の屋根材よりも継ぎ目が少なく、工期も短く済むので人気があり、
現在多く使用される、立平は固定力も強いため、
注文住宅などでも使用されることが増えています。
注文住宅などでも使用されることが増えています。
またシンプルでかっこいいので、
洋風建築・和風建築どちらでもマッチするのが良い点です(*^▽^*)
洋風建築・和風建築どちらでもマッチするのが良い点です(*^▽^*)
瓦棒葺き・立平葺きの違いとは?
瓦棒葺き
瓦棒葺きとは、一枚一枚板金を屋根の長さでカットし、
継ぎ目を垂木で上から抑え、釘止めしていく工法です。
継ぎ目を垂木で上から抑え、釘止めしていく工法です。
1枚の板金の幅が914㎜と決まっているので、
軒先の長さから914を割って枚数を割り出します。
軒先の長さから914を割って枚数を割り出します。
瓦棒葺きの弱点は、固定に木材を使用するため、
木材が腐食してくると釘抜けが起きやすく、強風等が葺いた際、捲れてしまいます。
木材が腐食してくると釘抜けが起きやすく、強風等が葺いた際、捲れてしまいます。
継ぎ目がない分、一枚捲れると、914×長さ分の屋根を失うので、影響は大きいです。
瓦棒葺きは、以前までは多く使用されていましたが、最近ではあまり使用しません。
最近は、次に紹介する『立平葺き』が多いです。
立平葺き
立平葺きは、瓦棒葺きと固定部分の違いがあります。
立平葺きの場合、固定部分を木材で止めるのではなく、
隣同士の板金を噛み合わせるので、
隣同士の板金を噛み合わせるので、
固定部分が腐って釘が抜けるなんてことはありません。
板金の噛み合わせ方も、絶対に外れないような設計なので安心です。
全面が1枚の屋根として成り立つので、
容易に風で飛ばされることもありません。
容易に風で飛ばされることもありません。
施工方法も、上から重ねて
パチンパチンと嵌めていけるので施工期間も短くて済みます。
パチンパチンと嵌めていけるので施工期間も短くて済みます。
縦葺きのメリット・デメリット
メリット
①一番雨漏りしにくいといわれている屋根
→どの屋根材よりも継ぎ目が少ないので、雨の侵入するスキがなく、雨漏りしにくいです。
②施工期間が短い
→屋根の寸法に合わせた長い板金板を置いて固定していくだけなので、比較的工期も短く仕上がります。
③緩勾配にも葺ける
→屋根は大体2寸~2.5寸以上の勾配がないと雨漏りが危惧されるといわれます。
しかし、縦葺きの場合、継ぎ目がないので、雨が入る隙間が少なく0.5寸まで葺くことができます。
0.5寸とはほぼどの屋根にも施工可能ということです!!
④水はけがよい
→立平の場合、凹凸もないので、他の屋根材のように、雨が横に走って滞留するなんてことも少ないです。
雨が下地に回るのは屋根に雨水が滞留する時間が長いからです。
立平の場合2.5寸など通常屋根勾配であればどの屋根材よりも水はけは断トツです!
屋根に雨がとどまらない。これが大きなポイントですね(^^)/
→どの屋根材よりも継ぎ目が少ないので、雨の侵入するスキがなく、雨漏りしにくいです。
②施工期間が短い
→屋根の寸法に合わせた長い板金板を置いて固定していくだけなので、比較的工期も短く仕上がります。
③緩勾配にも葺ける
→屋根は大体2寸~2.5寸以上の勾配がないと雨漏りが危惧されるといわれます。
しかし、縦葺きの場合、継ぎ目がないので、雨が入る隙間が少なく0.5寸まで葺くことができます。
0.5寸とはほぼどの屋根にも施工可能ということです!!
④水はけがよい
→立平の場合、凹凸もないので、他の屋根材のように、雨が横に走って滞留するなんてことも少ないです。
雨が下地に回るのは屋根に雨水が滞留する時間が長いからです。
立平の場合2.5寸など通常屋根勾配であればどの屋根材よりも水はけは断トツです!
屋根に雨がとどまらない。これが大きなポイントですね(^^)/
デメリット
①断熱性や遮音性は期待できない
→立平の場合、下地の上に直接板金板を敷いていく感じになります。
そのため、直接屋根が浴びる熱が屋根裏に流れてくるので遮熱性は感じられないと思います。
また、同じく屋根の受ける雨が、そのまま音となってお家に響いてくるので、少しうるさいかもしれません。
瓦屋根など、遮音性が高く遮熱性もある屋根材を葺いていたお家の方などは特に変化に気づきやすいかもしれません。
②複雑な屋根には葺けないことがある
→立平は均一な長さだからこそ工期も短く葺きやすい屋根材です。
ある程度までは加工できますが、多面体などは立平には向いていません。
葺けないこともないのかもしれませんが、多面体には多面体に向いているリフォーム用の屋根材があります。
またシンプルな屋根だからこそかっこよく見えるのが立平です。
→立平の場合、下地の上に直接板金板を敷いていく感じになります。
そのため、直接屋根が浴びる熱が屋根裏に流れてくるので遮熱性は感じられないと思います。
また、同じく屋根の受ける雨が、そのまま音となってお家に響いてくるので、少しうるさいかもしれません。
瓦屋根など、遮音性が高く遮熱性もある屋根材を葺いていたお家の方などは特に変化に気づきやすいかもしれません。
②複雑な屋根には葺けないことがある
→立平は均一な長さだからこそ工期も短く葺きやすい屋根材です。
ある程度までは加工できますが、多面体などは立平には向いていません。
葺けないこともないのかもしれませんが、多面体には多面体に向いているリフォーム用の屋根材があります。
またシンプルな屋根だからこそかっこよく見えるのが立平です。
リフォームで立平にする場合の方法
①カバー工法
立平は他屋根材のようにカバー工法も行えます。
コロニアルなどにもカバーできますがあまり見ない例ですね。
基本、瓦棒など縦葺き屋根を立平にカバーすることが多いです。
瓦棒葺きにカバーする場合、瓦棒の心木に対して打ち込んでいきます。
しかし,この心木(木材)が腐食していると
新しい屋根を葺いても固定力が弱く飛散の可能性があります。
新しい屋根を葺いても固定力が弱く飛散の可能性があります。
そのため、中写真のように下地を新しく入れて固定力アップしていきます。
立平カバーの場合、野地板を新設しますが
基本平らで葺きやすいのでそこまで工期はかかりません。
基本平らで葺きやすいのでそこまで工期はかかりません。
現在存在している瓦棒は、末に年月経過している可能性がありますので立平への交換はお勧めです。
②葺き替え
こちらは瓦棒の葺き替えの様子です。
立平はカバーでも必ず野地板を新設するので、
あまり葺き替えの事例は少ないですが
あまり葺き替えの事例は少ないですが
葺き替え工事も可能です。
こちらの葺き替えの事例では解体時に断熱材が出てきました。
縦葺きのデメリット、遮音性や断熱性に関してはこういった断熱材を
屋根材の下に敷くことで対策できます。
屋根材の下に敷くことで対策できます。
葺き替えの場合、既存の屋根を剥がすのでその分の重さも軽減されます。
しかし、その分工程も増えるので工期、金額は上がってきます。
立平屋根は、とても軽いので葺き替えまでの必要はあまりないかなと思います。
※今回のお客様は断熱材を取り除き屋根を軽くしたいとのご要望で葺き替えました※
※今回のお客様は断熱材を取り除き屋根を軽くしたいとのご要望で葺き替えました※
まとめ
今回は縦葺きについてご紹介しました。
どうしても日本の屋根は瓦とコロニアルが多いので
あまり見かけることが少ないかもしれませんが、
あまり見かけることが少ないかもしれませんが、
実は意外と縦葺きのお家多いです!!
最近では、シンプルな洋風建築が好まれ、
注文住宅などでも使用されていることがあります。
注文住宅などでも使用されていることがあります。
カラーも様々ですし、シンプルだからこそ合わせやすいのが嬉しいポイントです。
現在存在している瓦棒葺きを見ると
かなりさび付いているものが多いかもしれませんが、
かなりさび付いているものが多いかもしれませんが、
その時代の板金はメッキ鋼板なのでさび付き、穴あきの多い板金屋根です。
しかし、最近の板金は『ガルバニウム鋼板』といって、
瓦屋根の次に耐久性の長い屋根として販売されています。
瓦屋根の次に耐久性の長い屋根として販売されています。
ガルバニウム鋼板の中でも、さらに塗料がよいものになると
耐久性や遮熱性などオプション機能もついてきます。
耐久性や遮熱性などオプション機能もついてきます。
こういったことに関しては、板金屋だからこそ語れることがあります!!
気になるお客様いらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせください!!
皆様からのお問い合わせ、お待ちしております(^^)/
*お電話でのお問い合わせ*
0120-390-616 (9:00~17:00)
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