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川口市でルーフィングまで張ったお家に金属屋根材を設置していきます~棟木設置~
前回、川口市で苔の生えたコロニアルにライナルーフ(ルーフィング)張ったお家に
今日は、金属屋根材を取り付けていきます。
今回はニチハの『横暖ルーフ』を使用しました。
この金属屋根を付ける前の、防水処理がとても大事になってきますので
こだわりをご紹介できたらと思います。
見えない部分に技術を詰め込んでいるんです
それでは見ていきましょう
まずは、
棟の部分に棟板金下地(棟木ということも・・・。)を取り付けていきます。
この部分には、貫などの平たい板を打つことも多いですが、屋根工事にも色々な仕様があるため、
今回はこちらの樹脂製の棟木を使用していきます
また、この棟木と棟木の間の間隔も勾配ごとに変わるため、職人の技術が必要になってきます。
ただ取り付ければいいだけじゃないところが、
頭を使うので面白いのです
次に上記左写真、
棟木に沿わせて、棟用の捨て板金を取り付けていきます。
この捨て板金、
屋根ができてしまってからでは見えませんが、
この部分がかなり重要です。
金属屋根は基本横葺きです。
横に葺いた屋根に、雨がかかると、雨水は屋根材を沿って横に流れていきます。
また、流れていく際に、内側にも入り込みます。
流れた水は、棟部分にあたり下に下っていきますが、
その際この捨て板金を伝うように施工します。
また、右写真にある様な、
気密テープを貼り、
ここで雨水の勢いを吸収することによって、
水返しを通り越してルーフィングへの流れ込みを防止します。
こうした丁寧な施工により
下地の劣化をできるだけ抑えていきます。
下記のイラストを参考にして頂けたらと思います。
(※わかりにくくてすみません
)
屋根の仕組みってこうなっているんですね~
こうやって内側まで知っていくと
屋根って面白くないですか??
職人たちは日々、
ここはどう収めよう、どんな施工にしようと頭を悩ませながら楽しくお仕事しています
ここまでの処理が終了したら、
金属屋根本体を取り付けていきます。
また明日のブログでご紹介できたらと思いますので、
ぜひ次回もご覧いただけたら嬉しく思います
また何か気になることなどございましたら
『街の屋根やさん 川口店』までお気軽にお問い合わせください
今回も最後までご覧いただきありがとうございました
9時~17時まで受付中!
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