川口市で苔の大量繁殖した屋根を横暖ルーフに葺き替えました
今回は
以前北南で苔の生え方が顕著になったスレート屋根を
葺き替えてきました
![](https://machiyane-kawaguchi.com/smileys/wrench.gif)
スレート屋根のリフォームは
基本カバー工法が多く、既存屋根に被せる形が多いです。
最近はルーフィングの進化もあり
屋根の凸凹面でも破れにくく直接張ることが増えています。
直接張る場合は
少しレベルの高いルーフィングを使用することが多いです。
弊社ではライナルーフでのご依頼が多いです。
下記写真がそのライナルーフです。↓↓
スレートに直接ルーフィングを張る場合は
板金チップを間に挟んで釘で打ち込みます。
野地板の上に張る場合は
タッカーでホッチキスの芯みたいなもので固定しますが
直接だとタッカーで止まりきらないので釘で打ちます。
板金を間に挟むのは、ルーフィングは
簡単に言うとアスファルトを染み込ませた紙なので
釘打ち機で打つと紙を突き抜けてしまいます。
そのため間に板金を挟むことによって
釘が突き抜けず、ルーフィングがしっかり止まり、
なお最小限の穴あきで済むようにします。
沢山打つためかなり手間のかかる作業ではありますが
この小さな一工夫が屋根を丈夫にするのです。
ルーフィングを張り終えたら
棟部分に垂木(今回は樹脂製の垂木)を新設し本体を取り付けていきます。
ブラウンを取り付けます。
この時点ですでに日が暮れてきました・・・。
急げ!急げ!です
![](https://machiyane-kawaguchi.com/smileys/run.gif)
本体を取り付ける間あいだで、雪止めを取り付けていきます。
実は私、静岡県民歴が長かったため
雪止めという存在を知りませんでした・・・
![](https://machiyane-kawaguchi.com/smileys/wobbly.gif)
関東は雪が結構降るんですね!
積もるまでとは知らず。
雪が降る地域の屋根には雪止めは必須なんですね。
雪止めは、本体の嵌合部に雪止めを噛ませて
釘で打ちます。
雪止めの間隔も施工要領が決まっています。
お家の大きさによって、一つの雪止めが耐えられる重さが決まっていて
お家の屋根と勾配によって変わってきます。
それに従って取り付けます。
今回は45.5㎝間隔で2段にします。
今回は複合屋根で、谷樋も2か所ありました。
谷樋は雨もりしやすい箇所ですので
より丁寧に施工します。
谷部分の赤い線は、チョークによる墨だしです。
これをすることで
下から棟部分までの一直線を狂いなく引くことができ
頂点の棟もきれいに収まります。
こんなに汚れて大丈夫?と心配になるかと思いますが
大丈夫です
![](https://machiyane-kawaguchi.com/smileys/sign03.gif)
このチョーク、さっと拭くきれいに落ちます。
こうして最後まで葺き終えると・・・・
こんな感じで完成します![](https://machiyane-kawaguchi.com/smileys/shine.gif)
谷樋の板金の切れ目には谷樋キャップというものを付けました
![](https://machiyane-kawaguchi.com/smileys/flair.gif)
見た目もきれいですし板金の切れ目から
サビていくことも防いでくれます。
他にもさまざまな色があり
他ブログでもいろんな色で施工していますので
多色も気になる方がいらっしゃいましたら
合わせてご覧いただけたら嬉しいです
![](https://machiyane-kawaguchi.com/smileys/happy01.gif)
今回はこれで完工です。
もしも気になること、お困り事などございましたら
『街の屋根やさん 川口店』までお問い合わせください![](https://machiyane-kawaguchi.com/smileys/bud.gif)
今回も最後までご覧いただきありがとうございました
![](https://machiyane-kawaguchi.com/smileys/clover.gif)
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