今回は川口市で

0，3寸勾配の緩やかな屋根を新しい立平に葺き替えます。

今回のお家はかなりの劣化で、

塗装はほとんど剥げてしまい、サビによる穴あきも見られました。

施工前写真です。

かなりひどい状態ですね。

立平は勾配が緩いお家でも葺けるところがメリットですが

歪みが出たりすると、そこに水が溜まりやすく

サビの原因になることがあります。

サビは放置するとそこからどんどん広がりますので注意が必要です。

それでは

施工に入っていきます

立平だとビスを効かせる場所がないので

垂木を沿わせて行きます。

こうすることで野地がしっかり取り付けられます。

棟部と軒先はさらに強化していきます。

屋根は

一番高い部分と、一番端の部分から捲れてくることが多いので

こういった施工が有効的です。

既存の屋根の軒先板金が少し飛び出しています。

このまま被せの板金を打つと

釘を打った時に板金がへこんでしまいます。

見栄えに影響が出ますので、このように調整を入れてへこまないようにします。

野地板とルーフィングを取り付けて今日の作業は終了です。

この時期はお天気がいいときれいな夕日が見られます。

この夕陽を見るとなんだか気持ちが癒されて明日も頑張ろうと思えます

屋根やさんの特権ですね

今回はかなりの劣化状況でしたが

ここまでサビ付きがひどくなる前に、

今回も最後までご覧いただきありがとうございました