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川口市で5.5寸勾配のコロニアルグラッサ屋根を横暖ルーフに葺き替えます
今回は
川口市で、築15年のコロニアルグラッサ屋根を
横暖ルーフに葺き替えます。
コロニアルグラッサとは
ケイミュー社のスレート材の商品名です。
現在の一般住宅で、一番多く用いられている屋根材で
スレート屋根と言ったら、ケイミューのコロニアルと言われるほどです!
スレート屋根材のシェア率NO.1です!
こちらが施工前の屋根の状態です。
全体的にみると大きな痛みはありませんが、
コロニアル先端の色が変わっていますね
これは水分を含んだスレートに
直射日光が当たり蒸発するを繰り返すことで
スレートが反り返ります。
大体雨が溜まりやすいのが先端部分なので
このように先の方の変色が激しくなります。
また反りが出ているということは
表面の防水性能が失われているということですので
確実に劣化は進んでいますね
また写真がなくて申し訳ないのですが、
近くによると割れなども見られました。
塗装工事、部分補修でも対応できますが
塗装工事をした時の先々のメンテナンスと、
ここで横暖に葺き替えたときの先々のメンテナンスの
メリット、デメリットを比べて、
今回は葺き替え工事のご選択をいただきました
それでは工事風景を見ていきましょう
まず、既存の棟を撤去したら
ルーフィングを張り付けていきます。
今回は新人君が取り付けている風景です。
新人君が担当するのは心配・・・。
そう思う方もいらっしゃると思いますが、
安心してください
新人君と一緒に現場に駆け付けるのは
必ずベテランの腕のいい職人です。
新人君の施工を細かくチェックしています。
新人君もベテランさんもともに切磋琢磨していける会社作りを目指しています。
もし、気になること不安なことがございましたら、
ベテラン職人が対応しますので
お気軽にお声をおかけください
ちなみに、今回は
工事部長と新人君で工事させていただきました
さあ、ルーフィングが終わったら
軒先唐草を取り付けていきます。
っと、その前に
皆さん、職人さんはどうやって屋根の上に
重たいものをたくさん上げているのか
気になったことはありませんか??
実は、画期的なものがあるのです
それがこちら!!↓↓
その名も『アップスライダー』です
屋根にアップスライダー用の脚立をかけて
上記写真の荷台を取り付けると
スイッチを押すだけで、屋根上まで荷物を運んでくれます
毎回、あの20㌔ほどある屋根材を
足場を上って屋根に運ぶのは
何時間あっても足りませんが、
このアップスライダー君がいることで作業効率が
格段にアップします
ただ、お客様にご注意いただきたい点が一つ。
我々職人も細心の注意を払っていますが
もし万が一上からものが落ちてしまったら、
ケガどころでは済まないので作業中は
アップスライダー下の通行を控えていただきたく思います。
ご迷惑おかけいたしますがご協力のほど宜しくお願い致します。
それでは工事の続き、
軒先唐草の工程から見ていきましょう
こちらが軒先唐草を取り付けた様子です。
先にルーフィングを取り付けていますが
軒先唐草を取り付ける際には
その部分だけめくって取り付けます。
なぜわざわざ一手間加えるかというと
それには大きな理由があります。
それは
軒先唐草の下にルーフィングを潜らせてしまうと
ルーフィングの上を伝ってきた雨水が、唐草の下に入り込み
抜けられずそこに滞留してしまうことで
軒の出部分の木材の腐食が早まります。
ルーフィングを上にすることで
雨の逃げ道を作り、屋根を長持ちさせる仕組みです。
今回の作業はここまでです。
次回からは本体を施工していきます。
完成をお楽しみに
日も暮れてきましたね。
屋根から見る夕焼けは格別です。
最近は雨も少なく、工事も安定して進んでいます
点検もすぐに駆け付けますので、お困りの際は
『街の屋根やさん 川口店』までお問い合わせください(^^♪
冬になり
乾燥もひどくなっています。
火災になりやすい季節ですので
火の元にはお気をつけて
今回も最後までご覧いただきありがとうございました
9時~17時まで受付中!
0120-390-616