人気上昇中の「スレート屋根」、弱点もおぼえておきましょう!
こんにちは!「街の屋根やさん」埼玉川口店です。
最近は低コストで施工しやすい「スレート屋根」の人気が高まっています。
どんな建材もそうですが、メリットとともにデメリットや弱点をよく知っておくと、
前もって劣化症状の対処がしやすくなり、
さらにメンテナンスのために費用を計算しておくこともできます。
そこで今回は、スレート屋根の弱点とメンテナンス方法をご紹介しましょう。
スレート屋根と呼ばれるものには
●天然スレート
●化粧スレート
の2種類があります。
最近特に人気があるのは主成分のセメントを板状に加工した「化粧スレート」で、
一般的には「コロニアル」「カラーベスト」などが有名です。
はじめにご紹介したように、他の屋根材に比べて
価格が安くてデザイン・カラーが豊富というのが人気の理由となっています。
では、ここからはスレート屋根の弱点を見ていきましょう。
スレート屋根の成分であるセメントと繊維質には防水性が無いので、
最初から防水塗装された状態で出荷されます。
しかし、塗料は日々紫外線や熱にさらされることで劣化し、
防水機能は徐々に低下してしまうのです。
雨水の浸透しやすくなった屋根は建物全体の雨漏りの原因となってしまうので、
5〜10年を目安に屋根塗装が必要になり、
その分メンテナンスにコストもかかってきます。
ただ、こちらは化粧スレートの場合です。
天然スレートは、天然というだけあり石なので塗膜はありません。
その分初期費用が高額です。
一般的なタイプのスレート屋根材は5mmほどの厚さしかなく、
他の屋根材に比べて割れやすいという弱点があります。
特に防水機能の劣化したスレート屋根が
雨を吸水・乾燥を繰り返すと、ひび割れが発生しやすくなってしまいます。
さらに、台風などの強風の日には飛来物が衝撃を加えることもあり、
割れた箇所がないかどうか定期的にチェックしておくことが大切です。
これまでご紹介してきた点とも関係しますが、
スレート屋根はその防水性の低さから、
●色あせ
●剥がれ・浮き
●コケ・藻
●チョーキング現象
など、さまざまな劣化症状が発生します。
劣化症状が見られたらすぐに雨漏りするわけではありませんが、
これらを放っておくと、スレートの下に敷いている防水のためのルーフィングまで劣化がすすみ、
いずれ雨漏りの原因になってしまうかもしれません。
耐用年数がくる前に屋根の葺き替えが必要になってしまわないよう、
劣化を抑える対策をしておくとベストです。
塗装などのメンテナンスをする際にも、ぜひ注意したいポイントがあります。
スレート屋根を塗装するとスレートの隙間が塗料でふさがれてしまい、
屋根の中に雨水が溜まって雨漏りの原因になるケースがあります。
そうなるのを防ぐために、
塗装後にふさがれた塗膜を切る作業を「縁切り」と言います。
また、最近では上塗りの前に「タスペーサー」という縁切り部材を
スレートの隙間に差し込む工法が人気です。
タスペーサーを使用すれば、塗装後の縁切りは必要ありません。
屋根塗装の時には、屋根材にばかり目がいきがちですが、
屋根の頂上に被せている棟板金も一緒に見ておきましょう。
棟板金を固定している釘が浮いてきてしまうと、
下地の木材に雨が浸透してくる恐れがあります。
施工業者にお願いして、
屋根塗装と一緒にメンテナンスが必要かどうか見てもらうと良いです。
スレート屋根には弱点があるものの、
ポイントを押さえた定期的なメンテナンスと良い施工業者選びで
弱点をカバーすることができます。
スレート屋根のことでお困りの方は、
ぜひ「街の屋根屋さん」埼玉川口店へご相談ください。
また、すでに塗装などのメンテナンスではどうにもならない状態のスレートでも、
可能なリフォーム方法があります!!
スレートは日本の戸建て住宅の約8割を占めています。
後悔の残るリフォームにならないためにも屋根のプロにご相談ください(^^)/
皆様からのお問い合わせお待ちしております!!
*お電話でのお問い合わせ*
0120-390-616 (6:00~20:00)
*メールでのお問い合わせ*
お問い合わせフォームはこちらをクリック!!
9時~17時まで受付中!
0120-390-616