川口市にて横暖ルーフを使った葺き替え工事、棟板金施工のご紹介です
まず既存の屋根の状態です。
飛び込みのリフォーム会社が突然来てブルーシートを張っただけで以降連絡が取れないとの事で、屋根に上がってびっくりです。
水の流れ、屋根の構造、雨仕舞、何もわかっていないようでとても残念です。
調査に伺い、既存の状態を写真をお見せしながら丁寧にご説明させていただきました。
日本建築を象徴するような立派な和風のお家です。下屋はありますが、大屋根は形状も切妻で手入れもとてもしやすいですね。
こちらは棟板金の施工風景です。
棟板金は貫板のわきに、現場に応じて釘やビスで留めていきます。
釘の場合には、金槌を少しでも外してしまうと板金を凹ませてしまいやり直し。
最後の最後でこれをやるとがっかりします。
とっても地味ですがこれもまた熟練した技術が必要なんです。
ビスの場合はパッキンといって水の侵入を防ぐゴムを、板金とビスの間に挟みます。
昔は必ず釘でしたが時代とともにいろいろ変わっていくんですね。
貫板の施工風景です。
貫板は真っすぐ施工しなくてはなりません。
この工程が曲がっていたり、うねっていると完成した時に棟板金が曲がってしまいます。
これをやってしまうと他をどんなにきれいに施工していてもパッと見てへたくそです。
最もやってはいけません。
写真のようにまっすぐ施工していきます。
私の心のようにまっすぐにですよ。(笑)
こちらは上の写真とは逆から撮った貫板の写真です。
写真というのは怖いもので実際は曲がっていても角度によっては真っすぐ見せれたりします。
このようにどこから撮っても真っ直ぐに見えれば大丈夫です。
上手ですね
棟ではないのですが棟板金と同時に納める雨押えです。
リフォームは各お宅の構造、経過年数による劣化の違い等により本当に納め方が様々です。
頭を使い、工夫を凝らし、技術を駆使して納めていきます。
ここも上手ですね。きれいに納めてます。
合格です
綺麗に納まりましたね。
棟板金の施工と一言にいうのは簡単ですがこの一日の作業にも様々なドラマがあるんです
それでは、またお会いしましょう。
9時~17時まで受付中!
0120-390-616