川口にて屋根葺き替え工事、けらば板金施工過程のご紹介
こんにちは。
本日はけらば板金の施工過程のご紹介です。
皆さんあまり聞き慣れないかと思いますが屋根の横?脇?の部分です。部位は後程ご説明しますが、まずは施工スタートということで!
こちらはけらば板金の加工風景です。
けらば板金は屋根本体材料の前に施工します。
写真は小口ふさぎと言って正面から見た際に、または水が入っていかないよう加工しています。
時代は進化して、様々な便利な材料が開発されていますがやっぱり最終最後は人の手なんですね。
写真の赤く囲ってある部分がケラバです。
何となくお分かりいただけましたか?
わかりずらい写真ですいません。
わかっていただけると幸いです。。。笑
加工が終わったら今度は取付です。
左と右の写真で何が違うかわかりますか?
そうです。
持っている道具が違いますね。
左は自動くぎ打ち機にて取り付けている写真です。
このけらば板金の取付も真っ直ぐきれいに取り付けなくてはなりません。
これがまたなかなか難しいんです。
綺麗に取り付けないと屋根が完成し、足場をばらして、、、あらら、なんか斜めだなぁ、、、
やり直しです。。。
そうならないよう常に集中して作業します。
右の写真は一番上「水上(みずかみ)」といいますがここを水が侵入しないよう加工しているところです。
ここは最後は上から棟板金がかぶさり見えなくなってしまいます。
ですがとても重要な作業工程です。
板金作業というのはこういう見えない所のひと手間がとても大切な雨仕舞となるのです。
ちなみにここで一つ豆知識。
屋根の一番上の所を「水上(みずかみ)」と説明しましたが、一番下は「水下(みずしも)」といいます。
ぜひ覚えておいてください
板金の材料は大体1.8mか2.7mという既製品を使います。
ですので、どうしても繋ぎ合わせる部分が出てきてしまいます。
ここは写真のように必ず捨てシーリングを入れます。
雨漏り補修や葺き替え工事の際に解体してみるとこの捨てシーリングを打っていないなんてこともあります。
考えにくいですね。
基本に忠実に作業していきましょう。
写真の下側を見てください。
このように屋根材の端をけらば水切りに呑ませていきます。
こうすることによって横に走った水がケラバ水切りの水切り部分を通り下へと流れていきます。
とても便利な部材です。
こちらは弊社の若手職人滝澤君!
夏の板金屋さんは過酷です。
お客様のために必死に汗を流すのも大切なサービスですね。
では、また会いましょう。
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