人気上昇中の「シングル屋根」のメリットとデメリット!
埼玉県の皆さん、こんにちは!!『街の屋根やさん 埼玉川口店』です(*^▽^*)
本日は、最近人気のシングル屋根について言及していきたいと思います。
アスファルトシングル屋根、通称「シングル屋根」は最近少しずつシェアを伸ばし、
デザインの選択肢も増えてきています。
だいぶ薄そうだけど、シングル屋根って長持ちするの?と
不安に感じる人もいるかもしれません。
今回はアスファルトシングルについてご紹介しましょう。
アスファルトシングルは、
基材として『ガラス繊維』
基材に染み込ませてある『アスファルト』
表面に吹き付けてある『細かな砂粒』
で作られた、薄いシート状の屋根材です。
施工する時には、まずは屋根に防水シートを貼り、
その上に釘や接着剤(セメント)でアスファルトシングルを固定していきます。
釘を打たず接着剤だけで施工するケースも多くあります。
アスファルトシングルは、アメリカでは100年以上前からある屋根で、
現在でもアメリカの家屋におけるシングル屋根のシェアは約80%にものぼるそうです。
そのようなわけで、アスファルトシングルは国産のものもありますが、
輸入品も多く流通しています。
実はこの、『外国生まれ』の『薄い』屋根材というのが、
シングル屋根の利点とも弱点ともなっているんです。
それでは、下記にシングル屋根のメリット・デメリットをご紹介しましょう。
アスファルトシングルはカッターでも切れるほどの薄さ・柔らかさで、
なおかつ曲面にも張り付けられます。
施工は簡単でスピーディに進められるので、
比較的短い工期で工事を済ませることができます。
アスファルトシングルは薄くて平たいので、塗装メンテナンスを行うのも、
「カバー工法」を施工するのも比較的カンタンです。
つまり、アスファルトシングルが劣化して屋根の葺き替えが必要になっても、
劣化したアスファルトシングルを撤去せず、上からかぶせるようにして
新しい屋根材を張ることができます。
屋根のカバー工法は葺き替えよりもだいぶコストが抑えられるので、経済的ですね。
アスファルトシングルの耐用年数は20〜30年ほどとされていますが、
表面の砂粒は時間の経過とともにポロポロと剥がれてきてしまいます。
この剥がれは施工後すぐにみられることもあります。
砂粒が少し剥がれているくらいなら大きな問題ではありませんが、
基材がむき出しになるほど剥がれているなら、
シングル屋根の防水性・耐久性がかなり低下しているサインです。
そうなると屋根からの雨漏りの原因となる恐れもありますし、
カビやコケなどが繁殖して、
シングル屋根の劣化が急激に進んでしまうこともありえます。
アスファルトシングルを張り付けている接着剤の接着力が経年劣化によって弱まると、
剥がれたり反ったりすることがあります。
そのように劣化すると屋根とアスファルトシングルの間の
スキマがどんどん大きくなっていくので、
台風の時などは強風で吹き飛ばされてしまうリスクが高まります。
アメリカ生まれのシングル屋根は台風のような
悪天候の多い日本の風土には少しミスマッチな部分もあるようです。
アスファルトシングルは技術力のある屋根やさんにご相談を!
上で紹介した「施工しやすい」というメリットと
矛盾しているように思えるかもしれませんが、
アスファルトシングルは「誰でも簡単に施工できる」というわけではありません。
いわば「素早く施工できるけど、施工には確かな技術が必要」、
というわけです。
今回ご紹介したような、アスファルトシングルのデメリットを
できるだけ抑える施工は、
屋根をよく知るプロでなければ施工は難しいんです。
たとえば、シングル屋根でも棟板金や谷板金、
またケラバ水切りなどは、
雨漏りが生じないよう水の流れを予測しながら丁寧に施工する必要があります。
条件に合わせてうまく使えば
アスファルトシングルは一つの良い選択肢になります。
ぜひ、シングル屋根をご検討の方は、
「街の屋根やさん埼玉川口店」までご相談ください!皆様からのお問い合わせお待ちしております!!*お電話でのお問い合わせ*0120-390-616(6:00~20:00)*メールでのお問い合わせ*お問い合わせフォームはこちらをクリック!!
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