こんにちは💚街の屋根やさん川口店です🏠
今回は、川口市のお客様より経年劣化によりコロニアル屋根の先端が剥がれ、ひび割れも目立つ状態と
いう事でご連絡を頂きました。さらに色あせも進行していたため、お客様とご相談のうえ、金属屋根への葺き替え工事を行うことになりました。
その際の様子をご紹介させていただきます✨
金属屋根は、初期費用がやや高めではありますが、
耐久性が高く、長期間メンテナンスが少なくて済む
サビにくく、劣化しにくい素材(例:ガルバリウム鋼板、SGL鋼板)が使用可能
塗膜の剥がれが起きにくく、美観を長期間保てる
といった理由から、長期的にはコストパフォーマンスの良い屋根材として人気があります。
まずは、既存の棟板金を撤去します。
取り外してみると、長年のホコリや泥が隙間にたまっている様子が確認できました。
貫板(ぬきいた)の劣化はそれほど酷くはありませんでしたが、
築17年でノーメンテナンスということもあり、今回は新しいものに交換しました。
今回の工事では既存の野地板の上に直接ルーフィングを施工しました。
この場合、表面に凹凸があるため、通常よりも破れにくい高性能なルーフィング材の使用が推奨されます。
「ライナルーフ」は伸縮性に優れており、
凹凸のある下地にも密着しやすく、破れにくいのが特徴です。
コストパフォーマンスにも優れているため、非常に人気のある製品です。
ルーフィングの固定方法は、野地板なら「タッカー(ホッチキス状の工具)」を使いますが、
今回はコロニアルの上から直接施工のため、釘で固定しました。
その際、釘の周囲から雨水が侵入するリスクがあるため、
「板金チップ」という小さな金属片を釘周辺に挟み込み、防水性を高める工夫をしています。
こうした細かい施工技術が、屋根の寿命を左右する重要なポイントです。
屋根の構造や工法については、普段の生活で知る機会が少ないかもしれませんが、
少し知識を持つだけでも住まいの安心感がぐっと高まります。
気になる点やご不明な点がございましたら、
いつでもお気軽に『街の屋根やさん 川口店』までお問い合わせください。
丁寧にご説明させていただきます!
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