大雨の時に雨漏りするのは、これから屋根の劣化が進行していくサインかもしれません。
多くの理由としては、
*屋根のひび割れ
→屋根材によっては、ひびが入ってしまうものがあります。
コロニアルや、瓦屋根にひび割れが多いですね

多少の衝撃で割れるものではありませんが、
台風時の飛来物や、地震の影響で割れてしまうことがあります。
屋根は一番高い箇所ですしなかなか自分の目で確認できないので、
放置されがちです。
*棟部分の破損
→棟板金は屋根の頂点になります。風や雨の影響を一番受けますし、
金属なので温度差で膨張伸縮を繰り返し、浮きやすくなります。
そうなると、そこから雨水が侵入し、雨漏りにつながります。
*コーキング材の劣化
→コーキング材は基本10年が寿命です。
しかし、あまり目が届かず、そこからひび割れが生じ雨水が侵入する可能性があります。
*下地材の一部分の痛み
→下地材であるルーフィング(防水シート)が傷んでいなければ基本雨漏りはしない仕組みになっています。
大雨時にのみ雨漏りが気になるということは、
たまたま普段はその傷んだ部分に影響はなかったが、
大雨になると影響が出てしまう状況だと思われます。
ということは、現段階では大丈夫かもしれませんが、少なからず雨漏りに繋がっていきます。
何が。どこが。という原因の特定は、
専門業者でもなかなか難しいところではありますが、
大体の原因はこの4つなことが多いです。
現在は大きな問題ではないかもしれませんが、
何年と放置しておくと屋根全体に広がり大きい工事になりかねません。
屋根は自分たちの目では、あまり確認できないことから、
知らない間に劣化が進行している場合が多いです。
少しでも異変を感じたら、専門業者に点検を依頼するのが、賢明です
