雨樋といっても箇所や形によって名称が違う!~金具編~
埼玉県の皆さん、こんにちは!『街の屋根やさん 埼玉川口店』です(*^▽^*)
今回は、雨樋の中でも様々な種類があり、名称も違いますので、
ご自宅の樋はどういった物が取り付けられているのか、
交換するものはどういった物なのかお客様にもわかってもらえるように、
コラムでご紹介したいと思います。
今回は取り付け金具編です。
取り付け金具とは雨樋を取り付けるための、金具のことを意味します。
最近では、技術も進化し、様々な素材で作られていたり、様々な形状のものが誕生しています。
元祖のものから、最新のものまで一挙にご紹介いたします。
こちらが元祖の取り付け金具です。先が釘のように
とんがっていて破風部分に直接打ち込むタイプの金具になっています。
築20年以上経過しているお家によく使われています。
色も雨樋に合わせられるよう、豊富なバリエーションがそろっています。
打ち込むだけなのですぐ抜けないか心配される方も多いですが、
雨樋の耐久年数15年のうちで抜ける事例はあまり聞きません。
また0勾配の打ち込みから、写真のような5兆流れと言って、すでに勾配がとられている金具もあります。
こちらの金具を使用する際は、5本で足りない場合、1・1・2・2・3・3のように挟んで取り付けます。
この調整が簡単そうで意外と難しいんです。
勾配調整を間違えると雨水が上手に排水されないので注意が必要です。
こちらは正面打ち金具というものです。最近の主流はこちらです。
雨樋リフォームに行くと、打ち込み金具が打たれていることが多いですが、
リフォームの際には、正面打ちが打てる状態であればこちらに変更します。
ビスで2カ所止めるので頑丈です。
丸樋の場合、こういった表面に金具が見えるタイプしかありません。
カラーは樋のお色に合わせられることが多いので、
金具を目立たせたくないお客様は、カラー付きのものをご選択いただけたらと思います。
こちらは破風板がなく、屋根の骨組みが丸出しの際に使用します。木材に横から打てるように設計されていて、
神社やお寺などの雨樋金具に用いられることが多いです。
一般屋根であれば昔ながらの瓦屋根のお家などに多く見られるかと思います。
気になる方はぜひ、神社にお参りに行った際などに見てみてください(*^▽^*)
打ち込み金具
角樋はこういった物です
こちらは角樋タイプの取り付け金具です。
角樋の場合、あまり打ち込みタイプは使用しません。
のちにご紹介しますが、現在は吊り金具と言って、樋の内側に金具を付けて、
外からは金具が見えないものが主流になっています。
こちらが最近主流の吊り金具です。雨樋の内側に金具を取り付けるので、外側からは見えずスタイリッシュに仕上がります。
金具が中にあると雨水がしっかり排出されないんじゃないかと心配される方もいますが
その心配はいりません。
金具は宙に浮いている状態なので、落ち葉なども詰まらないですし、雨水もしっかり排出されます!!
ポリカーボネートでできた金具
マルチカバーを付けるとこんな感じ
こちらはポリカーボネートでできた吊り金具です。半丸の樋にはなく、角樋のみ用意があります。
見た目はプラスチックで割れやすそうですが、ポリカなのでとても丈夫です。
カーポートなどで使用されるポリカは2㎜程度なので15年くらいで劣化しますが、
こちらは厚みもあるので20年~30年は持ちます。
お色も透明なので、目立たずきれいに仕上がります。
亜鉛メッキでできた金具よりはお値段が上がりますがご興味あればお尋ね下さい(^^)/
ちなみに写真は『マルチカバー』と言って落ち葉除け、雨樋汚れ防止のカバーが付いた雨樋になります。
普通の角樋用のポリカ金具もありますのでご安心下さい
今回は、取付金具についてご紹介しました!
他にも竪樋用など様々な金具がありますが、主に使用される金具は今回ご紹介したものが多いです。
雨樋は、自然の影響を受けやすく壊れやすい部分となっています。
時には、金具ごと外れてどっかに飛んで行ってしまった。なんてこともあります。
そのため、お家の雨樋に異常がある、何かがおかしい。そんなお悩みを抱えているお客様がいらっしゃいましたら、
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