→1980年代まで
は亜鉛メッキで塗装したトタン屋根が主流でした。金属に亜鉛メッキを塗装したもので、塗装が少し剥がれるとそこからどんどん拡大して
しまいには穴が開いてしまっていました。
しかし、現在のガルバニウムは、「アルミニウム、亜鉛、シリコン」を合わせた合金メッキを使用し
その上にガラス繊維を混入した塗料を着色してあります。
また、最近ではマグネシウムを混合したものや、フッ素コーティングされたものもあり
従来の3~6倍の耐久性が実現されました。
少し傷がついて部分的に錆びても、表面の塗膜が反応し溶け出して錆びを包み込みます。
人間のケガをした時にできるかさぶたみたいな働きです
②とっても軽い
→スレート屋根の記事にもありますが、
ガルバニウムは4つの屋根材の中で一番軽いです。
そのため、リフォームにも適していてカバー工法もできます。
既存の屋根に重ねても軽いので耐震性も失われません。
③保証期間が長い
→ガルバニウム鋼板は最低でも10年の保証期間があります。
フッ素コーディングや、天然石粒金属など、より強いものは25年~30年と保証期間も長くなります。
保証期間が長くなれば長くなるほど、価格は上がりますが、
保証期間内で不具合が起きた場合、保証でメンテナンスを行う事例も増えてきています。