①ケイカル版
→現在は主にこのケイカル版という材料を使用することが多いです。
石膏ボードと勘違いされる方が多いですが、石膏ボードは不燃素材ではありますが、水には弱く、外回りに使用されることは基本ありません。
ケイカル板は耐火性、耐熱性に加えて耐水性もあり、
水回りや半外部に使用可能です。
(※半外部→直接雨はかからないものの、外気には触れる場所。)
法定不燃材に認定されており、『燃えない材料』とされています。
最近では、ケイカル板に色の付いたカラーケイカルや、タイルなどのデザインの入ったケイカルもあります。
また、真っ白なケイカルをそのまま張ったとしても塗装を行うことが多く、単品で張られていることは少ないです。
②合板
→古くからお家の軒天によく使われていたのがこの合板です。
合板にデザインシートなどを張った『化粧合板』もあり、ヒノキの風合いなどデザインも様々です。
昔は、軒天に耐久性、耐水性などはあまり求められていなかったため、よく使用されていました。
薄くて軽く施工もしやすい、安いなどのメリットもありますが、耐久性はあまり高くありません。
現在でも、工事コストを抑えたい場合などには使用されます。