瓦棒のカバー工法について。ラワン12㎜と防水シート。
防水シートとは、屋根下地の野地板の直ぐ下に施工するアスファルトルーフィング、またはアスファルトフェルトなどと呼ばれるものです。
多くはロールシート状になった薄い膜でできているもので、アスファルトシングルなどの仕上げ材とは異なります。
屋根材で100%雨を防ぐことはできませんので、2次防水欠かせません。
今回はタジマアスファルトルーフィング23Kを使っております。
強くて手軽な価額なのでよく使われています。
足場を組んでステージの上で屋根に合わせてコンパネを切っていきます。
ピッタリつけるために、屋根の上でサイズを測って施工をしています。
今回使用しているのはラワン12㎜です。屋根に使われているのはほとんどラワン材です。ラワンは一枚当たり役11.12キロあります。一般の戸建住宅は約40~60枚使用されています。
屋根カバー工法なので既存の屋根材の上から施工を行います。瓦棒の上にラワンをひく場合は既存の垂木に合わせて釘を止めます。既存の垂木が痛んでいたり、釘が打てない状況にある場合はカバー工法はできません、
ガルバリウム鋼板の下にある垂木に届くように釘を打ち込むように施工を行います。
綺麗に収めたラワンの上に防水シートを貼っていきます
瓦棒に適切なのはラワン12㎜です。12㎜以下を使うとラワンが沈んでしまい、板金材を葺いたときに屋根材が折れてしまうことがあります。コロニアルの場合は9㎜でも大丈夫です。ラワン使う理由は屋根を元の位置に戻して綺麗に屋根材を葺く為でもあります。
野地板の耐用年数は大体20年~30年といわれています。乾燥しやすい状況に置くために、換気口を設けたり断熱で部屋から湿気を防ぐなどして太陽根数を長く保つことができます。
防水シートを貼っていきます
棟もかぶせるように貼っていきます。
ラワンと防水シートまで一日で完工しなければ、雨が降ると雨漏りしてしまします。
屋根材を葺く為の大事な工程です。
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