
2025.09.16
こんにちは!川口市で屋根・外装リフォームを手掛けております、街の屋根やさん川口店です🏠今回は埼玉県羽生市にて行った 腰折れ屋根のカバー工事 の様子をご紹介いたします。 「屋根のカバー工事って何?」「腰折れ屋根ってどんな屋根?」という方にもわかりやすく解説を交えながら進めていきます…

幸手市にお住まいのお客様は、築20年以上が経過したスレート屋根について「色褪せやヒビ割れが増えてきた」と心配されていました。
「雨漏りしてからでは遅いから、早めに直したい。でもできれば費用も抑えたい」とご相談いただいたのです。
そこでご提案したのが、既存の屋根を撤去せずに新しい屋根材をかぶせる「屋根カバー工事」。葺き替えよりもコストを抑えつつ、見た目も性能も一新できる方法です。
こんにちは(^^♪
日本一の板金屋を目指している「街の屋根やさん川口店」です🗾
今回は埼玉県幸手市にて、スレート屋根の上から新しい屋根材をかぶせる「カバー工事」を行いましたので、その様子を施工事例としてご紹介いたします。
「屋根の傷みは気になっているけど、葺き替え工事は大掛かりで費用も心配…」と感じている方は多いと思います。
今回のお客様も、まさにそのようなお悩みをお持ちでした。
ぜひ最後までご覧いただき、屋根リフォームを検討される際の参考になれば幸いです。
スレートのひび割れや欠けを放置すると、そこから雨水が浸入してしまいます。
屋根の下地が腐食したり、室内への雨漏りにつながる恐れも。さらに、割れた破片が強風で飛散すれば近隣への被害を及ぼすこともあります。
つまり「見た目が悪い」だけでなく、「住まい全体の耐久性を下げる」「二次被害を招く」といった大きなリスクがあるのです😿
スレート屋根とは、セメントを主な原料に繊維素材を混ぜて作られた薄い板状の屋根材です。
現在、多くの住宅で見られるスレート屋根は「化粧スレート」と呼ばれるタイプで、代表的な商品名に「カラーベスト」や「コロニアル」があります。
主に、1970年代~2000年代前半にかけて非常に多く採用されていた屋根材です。
「軽量で施工しやすい」「デザイン性がある」「コストが比較的安い」といったメリットがありました。
この頃に建てられた屋根は劣化やひび割れが進んでおり、リフォームをするお客様が増えている現状です。
>>> スレート屋根の特徴やメンテナンス方法を解説!製造された時期ごとに異なる寿命や注意点とは?
工事はまず、屋根のてっぺんにある「棟板金(むねばんきん)」を取り外す作業から始まります。
棟板金とは、屋根の頂上部分を覆って雨水の侵入を防ぐ金属カバーのことです。
その下には「貫板(ぬきいた)」と呼ばれる木材が固定されています。今回は劣化しにくい「樹脂製の貫板」に交換するため、既存の貫板も取り外しました。
お客様のお宅の棟板金の一部には「換気棟」が設置されていました。
これは屋根の内部にたまる熱気や湿気を外へ逃がす役割を持つ部材です。換気性能を高めることで、夏の室内温度を下げたり、結露やカビの発生を防いだりする効果があります。
夏の暑さ対策
屋根裏にこもった熱気を排出し、室内の温度上昇を抑える効果があります。
エアコンの効率も良くなり、省エネにもつながります。
湿気対策
冬場は暖房で室内の空気が上がり、屋根裏に湿気がこもります。
そのままにすると結露が発生し、木材の腐食やカビの原因になりますが、換気棟があれば自然に湿気を外へ逃がしてくれます。
屋根の寿命を延ばす
湿気や熱気を効率よく排出することで、下地材や断熱材の劣化を防ぎ、屋根全体の耐久性を高めます。
屋根の表面を整えたら、まずは防水の要となる「ルーフィング」を敷いていきます。
今回使用したのは【PカラーEX+】という高性能ルーフィング。
耐久性が非常に高く、雨水が屋根材の隙間から入り込んでも下地まで届かないようしっかりガードしてくれます。屋根工事において、ルーフィングは“見えないけれど最も重要”といっても過言ではありません。
ルーフィングの上に、新しい屋根材【横暖ルーフαS(グリーン色)】を取り付けていきます。
横暖ルーフαSは、断熱材一体型の金属屋根で、次のような特徴があります。
サビに強い高耐久塗装
優れた断熱性で夏の暑さ・冬の寒さを軽減
軽量なので耐震性が向上
今回選ばれたグリーン色は、落ち着きがありながらも爽やかな印象を与え、住まい全体の外観を美しく引き立てます。
>>> 遮音性、断熱性も遮熱性も申し分なし、軽くて強い横暖ルーフ
屋根材を貼り終えたら、最後に棟部分へ「樹脂製の貫板」を設置します。
従来は木材が一般的でしたが、樹脂製は水分を吸わず腐食しないため、耐久性が格段に高いのがメリット。シロアリ被害の心配もなく、メンテナンスの手間を減らすことができます。
水を吸わない
木材と違い、雨水を吸収しないので腐食や膨張・収縮が起こりません。
シロアリ被害がない
木材を好むシロアリの食害を受けないため、耐久性が高い。
長寿命
腐らないため、屋根全体の耐用年数に見合う耐久性を持ち、メンテナンスの回数を減らせる。
安定した固定力
ビスや釘の保持力が安定しており、強風で板金が飛ばされにくい。
今回の事例では、
劣化が進んだスレート屋根
コストを抑えつつ性能アップ
高耐久の横暖ルーフαSを採用
といったポイントがありました。
屋根工事は見えにくい場所だからこそ、気づかないうちに劣化が進行している場合があります。
「うちの屋根は大丈夫かな?」と少しでも気になった方は、ぜひお気軽にご相談ください。無料点検に伺い、最適なプランをご提案いたします。
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