①断熱性が低い→ガルバニウム屋根は、薄い金属板です。
金属の器などを想像して頂けたらわかりやすいと思いますが、
熱しやすく冷めやすいですよね

ここが金属屋根の難点です。
しかし、それを解決した商品も出てきています。
金属屋根の間に断熱材をサンドイッチしたものや、
下に断熱材を張りながら金属屋根をかぶせていくものなど解決方法は様々です。
また、塗料に遮熱性を含んだものを塗装している製品もありますので
断熱性の低さはカバーできます。
②遮音性が低い
→こちらも金属ならではの難点です

大雨の日の体育館を思い出してみてください。
シーンとした中に響くあの雨音。かなりの音量ですよね。
しかしリフォームの場合は、下地に問題がなければ既存の屋根にかぶせて新しい屋根を張る
カバー工法が選択できますので家の中にまで響き渡ったりはしません。
新築の場合や葺き替え、葺き直しでも
骨組みも組まれており下地もしっかり張られているので、
体育館ほどまではいきませんが、瓦などと比べるとどうしても気になる点です。
やはりこれを解決するのも、
断熱材入りのガルバニウム屋根ですね

断熱材が入ることによって、クッションができるので
遮音性の効果も発揮してくれます。
また天然石粒金属は表面が金属丸出しではないのでより遮音性がアップします。
③価格が高め
→もちろん4種の中で一番高いのは『瓦』ですが、
次に高いのがこの『ガルバニウム』です。
またどのような加工方法なのかによっても、変動しますし
役物(雨仕舞部分、ケラバ、棟)がメーカーの純正品(形が出来上がっているもの)なのか
職人が現場で加工するかでも変わってきます。
1㎡がおおよそ6000~8000円で、
化粧スレートや、アスファルトシングルに比べたら
初期費用は決して安いとは言えませんね…。