
2025.05.30
こんにちは🐤街の屋根やさん川口店です! 今回は、さいたま市北区にて行った太陽光パネル付き屋根のカバー工法による屋根リフォームをご紹介します✨✨ 築年数が経ち、赤いスレート屋根の色褪せや劣化が進んでいたことから、お客様より「このままでは見た目も性能も心配」というご相談をいただきまし…

今回のご依頼は、築20年以上が経過した戸建て住宅にお住まいのお客様からいただきました。
既存の屋根は「スレート屋根」と呼ばれる薄い板状の屋根材が使われていました。
スレート屋根は軽量でコストパフォーマンスに優れているため、戸建て住宅でよく使われています。
しかし、年月とともに紫外線や雨風の影響で色褪せや黒ずみが進行しており、見た目も機能面も不安が出てきていました。
施主様も屋根の変色をとても気にされており、悪い部分を直して綺麗にしたいという思いから今回の工事に至りました。
工事は、屋根のてっぺんに取り付けられている「棟板金(むねばんきん)」と呼ばれる金属のカバーを外すところから始まります。
棟板金は、屋根材の継ぎ目を覆って雨水の侵入を防ぐ重要な部分です。
この棟板金を取り外すと、中から「貫板(ぬきいた)」という木の下地が現れます。
この貫板も長年の風雨で劣化が見られるため、状況に応じて新しい素材に交換することもあります。
屋根の一番高い部分には「棟(むね)」という部分があります。
そこは、左右から屋根材が合わさってくる場所で、雨水が入りやすいデリケートな場所でもあります。
そのため、この部分には「棟板金(むねばんきん)」という金属のふたを取り付けて、屋根を雨や風から守っています。
この棟板金をしっかりと固定するための「土台」となるのが、貫板(ぬきいた)です。
つまり、棟板金の下に取り付けて、釘やビスを打ち込むための板ですね。
見た目には隠れていますが、屋根の構造にとってとても大切な部材です。
棟板金の撤去が完了した後は、既存の屋根の上から防水シート(ルーフィング)を貼っていきます。
今回使用したのは、「PカラーEX+」という高性能な改質アスファルトルーフィングです。
このルーフィングの特徴は以下の通りです
耐熱性に優れており、夏場の高温下でも安定した性能を発揮
雨水をしっかりと遮断し、下地材の腐食を防止
耐久性が高く、長期間にわたって防水性能を維持
防水シートは、屋根材の下で雨水の侵入を防ぐ「第二の屋根」とも言える大事な工程です。
普段見えない場所ではりますが、とても大切な部分になりますのでしっかりと施工してもらいましょう👍
ルーフィングをしっかり施工した後は、いよいよ屋根材の設置に入ります。
今回使用したのは、ニチハの「横暖ルーフαS」ブラウンです。
「横暖ルーフαS」の主な特徴
断熱材一体型で、夏の暑さ・冬の寒さを軽減
金属屋根ながら、表面には遮熱塗装が施されており、熱のこもりを抑制
軽量で耐震性にも優れており、既存の屋根の上から施工しても安心
サビに強いガルバリウム鋼板を使用しているため、長期間メンテナンスの手間が少ない
屋根材は一枚一枚、丁寧に重ねながら固定していき、美しい仕上がりに。
最後に新しい棟板金を取り付け、防水処理を行って工事は完了となりました。
施工後の屋根は、艶やかで落ち着いたブラウン色が建物全体を引き締めるような印象に。
機能性だけでなく、外観の美しさも取り戻すことができ、お客様にも大変ご満足いただきました
「屋根の色褪せが気になってきた」「雨漏りが心配」「でも葺き替え工事は費用がかかりそう…」
そんなお悩みをお持ちの方には、既存の屋根の上から新しい屋根をかぶせる「屋根カバー工事」がおすすめです。
カバー工事なら、撤去費用を抑えつつ、美しさと機能を同時にアップデートできます。
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