
2025.07.31
こんにちは(^^♡街の屋根やさん川口店です🏠今回は朝霞市にてスレート屋根の屋根カバー工事を行いました。ご依頼いただいた施主様は、これまで一度も屋根のメンテナンスをしたことがなく、「屋根なんて見たこともないし、何が悪いのかわからない」とおっしゃっていました。 ところが、近隣で屋根工…

施工前の屋根は、スレート屋根(コロニアルとも呼ばれる)でした。
スレート屋根は、薄いセメント板を重ねた屋根材で、1990年代〜2000年代に多くの住宅で使われていました。
軽量で施工しやすいというメリットがありますが、年数が経つと表面の塗膜が劣化し、今回のように黒ずみや黄かびが見られるようになります。
紫外線による劣化や、大気中の汚れが雨水と一緒に付着することで発生することが多く、美観を大きく損ないます。
見た目だけでなく、防水性能の低下にもつながるため、定期的な点検とメンテナンスが重要です。
施工の最初のステップは、屋根の一番高い部分「棟(むね)」に取り付けられている棟板金(むねばんきん)と、その下地となる木製の貫板(ぬきいた)の撤去です。
木製の貫板は状態としては比較的良好でしたが、やはり長年の風雨にさらされることで腐食やカビのリスクがあります。万が一腐食が進んでいると、棟板金の固定が弱まり台風や強風で飛ばされる危険性もあります。
そのため、カバー工事の際は貫板も含めて一新する事をオススメさせていただいておりますm(__)m✨
次に行うのが、屋根の防水シート「ルーフィング」の施工です。
ルーフィングは、屋根材の下に敷くことで、雨水の侵入を防ぐ非常に重要な役割を果たします。
今回使用したのは、「タジマ社製のPカラーEX+」
このルーフィングは、耐久性・耐水性に優れ、長期間にわたり屋根内部をしっかりと守ってくれる高性能な製品です。
特に高温多湿の日本においては、ルーフィングの品質が屋根全体の耐用年数に大きく影響します。
ルーフィングにも様々な種類があります。
ご予算やご自宅の屋根の状態に合わせて最適なものを選んでいきましょう👍
ルーフィングの上から新たに重ねた屋根材は、アイジー工業のスーパーガルテクト(ブラウン色)です。
スーパーガルテクトは、ガルバリウム鋼板の表面に特殊な遮熱塗装を施した高機能屋根材で、以下のような特徴があります☟
非常に軽量で、建物への負担が少ない
優れた耐久性と防錆性能
高い遮熱性能で、夏場の室内温度を抑制
落ち着いた色合いで、景観にもマッチ
今回はブラウンを選定し、周囲の外壁との調和も取れた落ち着いた印象に仕上がりました。
下記リンク先ではスーパーガルテクトの詳細をまとめています。ぜひご覧ください👀💙
【スーパーガルテクト】人気のガルバリウム鋼板屋根材おすすめの理由
更に雪止め金具も取り付けました。
雪止めとは、屋根に積もった雪が一気に落ちるのを防ぐための金具です(^^♪
特に玄関先や隣家との境界が近い住宅では必須アイテムといえます。
新しい屋根材の設置が終わったら、最後に棟部分の仕上げに入ります。
今回は、樹脂製の貫板を採用しました。
従来の木製に比べて、樹脂製の貫板には以下のようなメリットがあります☟
腐食しないので長持ち
湿気やカビにも強くメンテナンス頻度を軽減
軽量で作業もしやすい
見えない部分ですが、耐久性と安全性を高めるために大切なパーツです。
これにて屋根カバー工事が完了しました。
外観もぐっと引き締まり、お客様にもご満足いただけました。
屋根のリフォームには、「カバー工事」と「葺き替え工事」の2つの方法があります。
今回は屋根下地の状態が良好だったため、廃材も少なく工期も短い「カバー工事」を選びました。
【カバー工事のメリット】
コストを抑えやすい
工期が短く、生活への影響が少ない
廃材が少なく環境にもやさしい
もちろん、屋根の状態によっては葺き替えが必要なケースもありますので、まずは無料点検をご利用ください。
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