草加市でスレート屋根をカバー工法で屋根修繕~カバー工法は金属だけでなくシングルでも可能です~
草加市の皆さん、こんにちは!!『街の屋根やさん 埼玉川口店』です(*^▽^*)
今回は草加市でスレート屋根をカバー工法で
シングル屋根に葺き替えましたのでご紹介です。
カバー工法と聞くと、ガルバニウム屋根へのカバー工事が多いように感じますが、
実は瓦屋根以外の屋根は、どの屋根材でもカバー工事が可能です。

今回のカバー工法で使用する『シングル材』は、施工が簡単で、
工期も短く済み比較的安価で工事ができます。
また重量もスレート材のー0.8tと比較的軽いため、大きな重荷にはなりません。
重量を合計しても、瓦屋根よりかは軽いですからね(^^♪
シングル材の耐用年数は、20年~30年と言われ、天然石の色味なので
塗装メンテナンスも必要としません。
塗装工事が必要な事例としては、天然石が葺きつけられている屋根材なので、
石粒がぽろぽろ落ちてくるような場合は塗装は効果的です。
*シングル材のメリット*
①デザイン性が高い
→もともとカナダが発祥の地なだけあり、色味も様々ですし、一枚に多色のデザインでお洒落です。
最近は日本でも和風建築から、洋風建築に移行が見られますので、新築などでの採用率も高いです。
②やわらかいので色々な形に採用できる
→シングル材は、とても柔らかい素材ですので、円形の屋根などにも施工可能です。
また天然石でできていますので、金属屋根のようにさびることはありません。
③軽いので耐震性に優れている
→シングル材は瓦屋根の5分の1と重量もないので地震大国日本でも安心して使用できる材料です。
またカバー工法で使用しても大した重さにならないのでカバー工法で使用されることもあります。
*シングル材のデメリット*
①強風に弱い
→シングル材は、薄く柔らかいので強風時、バタバタと捲くれて吹き飛ぶことがあります。接着面にはシングルセメントが付けてあるので、捲れにくい施工はしていますが、どうしても捲くれるときは捲くれます。
②劣化しやすい
→もともと海外の気候に合わせた素材なので、日本のような四季折々で、湿気のこもる地域では、シングル材に染み込んだ水が乾燥しきらず、そのまま苔となったりカビになったりすることがあります。
以上を確認したうえで、シングル材のカバー工法の様子を見ていきましょう!!
カバー工法で屋根修繕


こちらは草加市でコロニアル屋根をカバー工法でシングル屋根に屋根修繕されるお客様宅の施工前写真です。
大きな破損や亀裂、割れはありませんでしたが、塗装がかなり剥げていました。
お客様は、この先20年~30年今のお家に住み続けられればいいとのことでしたので、
今回は、塗装工事とシングル材へのカバー工法をご提案させていただきました。
塗装工事の場合、シリコンであれば7年~10年。
フッ素でも長くて15年程の耐久性なので、20~30年住むとなると最低でも2回は工事が必要です。
シングル材にカバー工法の場合、20~30年間ほぼメンテナンスなしの状態を保てますし、
メンテナンス費用も小さく済みます。
塗装工事と大きくかけ離れた金額でもありませんでしたので、今回はシングル材にカバーすることになりました。
*シングル材以外のカバー工法記事*
カバー工法で屋根修繕 棟板金・貫の撤去

棟板金の撤去

貫板の撤去
まずは他の屋根材と同様に、棟板金を撤去していきます。
棟板金を撤去したら、その内側にある貫板も撤去します。
この工程はどのカバー工法でも同じです。
カバー工法で屋根修繕 ルーフィング取り付け

既存屋根材に直接ルーフィングを
取り付ける場合

野地板を新設してルーフィングを
取り付ける場合
今回は野地板を新設せず、既存屋根に直接ルーフィングを張り付ける方法で屋根修繕を行いました。
直接屋根材にルーフィングを張り付ける場合は、釘で止めるため1枚目写真のように、
板金チップで釘頭が落ちないよう施工します。
2枚目写真は、野地を新設した場合です。
野地を新設した場合、下地が木材ですので、新築時と同じようにタッカーというホッチキスのようなもので止めていきます。
ちょっとした違いですが、丈夫なお家を作るには必ず必要なことです。
この『ちょっと』が職人の世界では大切になってくるんですね

カバー工法で屋根修繕 本体取り付け


今回は、ニチハのアルマというシングル材を使用しました。
シングル材は輸入品が多いですが、ニチハでもシングル材が出ています。
シングルにも様々なメーカーのものがありますので、ぜひ下記記事をご参考ください(^^)/
*合わせて読みたい!シングル材*
本体施工写真



こちらが本体を施工している写真です。
オークリッヂスーパーに少し似た風合いですね。
シングル全般の商品に言えることですが、こちらは保証期間はついていません。
新築の場合、10年の保証期間がありますが、リフォームに使用する場合は、保証が効きませんのでご了承ください。
また3枚目のトップライト廻りの施工ですが、こちらはやはり板金屋さんが納めることが大切です。
トップライト廻りは雨漏りしやすい箇所です。
雨漏り原因はやはり板金施工部のことが多いですので、どんな屋根でも複雑な屋根形状の場合、ちゃんとした板金屋さんに依頼することが大切です。
まとめ
今回は、シングル材のカバー工法についてご紹介しました。
カバー工法はガルバニウムが多いように感じますが、実はどの屋根材でも可能です。
お客様の求めるニーズに合わせてご提案していますので、
ぜひ沢山のお話を聞かせてください(^^)/
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