蕨市の庇、笠木を銅板に葺き替えました~銅板の良さとは~
川口市の皆さん、こんにちは!『街の屋根やさん 川口店』です
今日は、以前ご紹介した蕨市の銅板の現場の続きをご紹介します
↓↓以前のブログ↓↓
その前にまず銅板の良さをお伝えします
銅板とは、耐久性の高い金属として古くから使用されてきました。
特に、お寺や、神社など神聖な場所に多く用いられ、
銅板で葺かれた『国立博物館 表慶館』は100年、葺き替えを必要としなかったそうです。
銅板は屋根の他にも、雨樋、装飾部分にも多く用いられ
その華やかさは、今現在も変わっていません。
しかし、近年の酸性雨問題で穴あきが発生するといわれています。
確かに、酸性雨は銅に錆びをもたらす大きな原因ですが、
全体的ではなく穴の開きやすい箇所というのが決まっています。
それが雨の溜まりやすい場所や、ぽたぽた雨が落ちる箇所です。
簡単に言うと、断続的に雨の被害を受ける場所ですね。
この部分に注意すれば、
短くとも60年は持つといいます。
また、銅は時と共に色の変化が起こります。
鮮やかな銅→黒く→緑に。と三段階に変化します。
この色合いの変化は非常に重厚感のある佇まいにしてくれます。
*非常に軽量*耐久性、耐震性に優れている
*基本的にメンテナンスが不要
*趣のある自然な色合い
*価格が高い→通常の金属屋根の『2~3倍』*施工できる業者が少ない
現在はガルバニウムなど通常の金属屋根も進化し
最近では同の需要も少なくなってます。
しかし、この衰えない美観は今でも使用する一般住宅もあります。
それが今回のお家です
今日で完成させます
今回は、屋根を新しい銅板に葺き替えるにあたり
割れの入ってしまった笠木も合わせて銅板にしていただけることになりました
笠木は、現場調査の際に寸法を測り
置き場(倉庫)で加工して現場に持ち込みます。
こうすることで
現場で、はめ込むだけで済むので作業効率のアップになります。
柱と外壁の目地は
新しい目地を打っていきます。
既存の目地はきれいにとらないと
その部分に隙間ができたりするため
綺麗にとります。
目地が汚いと、そこから雨が入り込み
躯体に被害を及ぼしますので丁寧に行います。
こうして完成したのが↓↓
銅ならではの輝きが美しいですね
お客様も、
『今もこれからも楽しみです』と喜んでいただきました
今回は、入口の小さな屋根でしたが、
大屋根の銅板葺きも弊社にお任せください
かっこいいですよね
お値段は一般的よりもかかってしまいますが、
その分の魅力は沢山あります。
もし気になるお客様がいらっしゃいましたら
お気軽に『街の屋根やさん 川口店』までお問い合わせください
今回も最後までご覧いただきありがとうございました
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