雨樋のあそこ!何て言う?知っておいて損なし!雨樋の箇所名称
埼玉県の皆さん、こんにちは!『街の屋根やさん 埼玉川口店』です(*^▽^*)
今回は、雨樋を修繕しようとお考えのお客様に、
ぜひ知っておいていただきたい雨樋の部材の名称についてご紹介します。
雨樋は屋根の雨水を排水するための大切な役割を果たしています。
しかし、一番自然の影響を受けやすく、どうしても壊れやすい箇所になっています。
雨樋修繕は、壊れてしまった部分のみの交換工事を行うことができるので、
部材の名称を知っておいていただければ、
営業さんや職人さんとの話もスムーズにでき、
お客様の求める工事を依頼しやすくなります。
*雨樋の金具紹介はこちら*
ぜひ、この記事をご参考にしていただき、
今後のお家のメンテナンス時にご活用いただけたらと思います。
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引用:パナソニック雨樋カタログ
雨樋とひとくくりに行っても、お寺用の雨樋、和風建築物に合う雨樋、最近の洋風屋根に合う雨樋、沢山あります。
そのため、すべての部材を覚えようと思ったら実務経験を要するのでは…。と思うほどです。
そこで今回は、一般住宅リフォーム時に多く使用される部材のみ、
これを覚えておけば安心!というものを抜粋してご紹介します。
まずは軒樋部材から見ていきましょう
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軒樋とは、屋根から直接水を受ける部分です。
この部分に不具合があると、上手に排水することができず最悪雨漏りにつながることがあります。
注意しましょう!!
それでは部材を見ていきます。
まずは肝心の、軒樋
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こちらが雨樋の主体部、軒樋です。
1枚目が『角軒樋』、2枚目が『半丸軒樋』と言います。
職人さんによっては、角軒樋を【軒樋】と呼び、半丸軒樋を【半丸】と呼ぶ方もいます。
角樋の方は、メーカーによって、様々な形がありますが、基本四角ければすべて角樋と言われますのでご安心ください(*^▽^*)
コーナー部分に必須、曲がり
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角軒樋用
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半丸用
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こちらは『曲がり』と言います。
出隅と入隅があり、写真のものはどちらも出隅です。
この部材は、雨樋のコーナー部分に使用します。
切妻屋根にはコーナーはありませんが、
寄棟屋根など軒先が繋がっているお家には必ずあります。
見てみてください(^^)/
ここに雨水集めます、集水器
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F型集水器
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集水器
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デザイン入り集水器
こちらは、軒樋を伝ってきた雨水を集める箇所『集水器』です。
職人さんによっては【じょうご】という方もいます。
こちらは様々な形やデザインがあり、メーカーによっても違います。
縦樋が繋がっている部分が集水器だと思っていただければわかりやすいかと思います。
1枚目のF型集水器は、大きなでっぱりがなく、樋の継ぎ目に落とし口があるような
シンプルに収まる設計になっています。
2枚目の通常よく使われる集水器は、昔のお家から最近のお家まですたれることのない人気です。
また、こちらはF型集水器より壁が大きいので、大雨時一カ所に雨水が集まっても溢れることが少ないです。
3枚目の、デザイン入り集水器は、メーカーによってデザインが違いますし、素材によっても様々です。
ここでご紹介するととんでもない量になってしまいますので交換時にカタログを見たいと営業さんにお話しするのもいいかもしれません。
どんどんつながる、ジョイント
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半丸用ジョイント
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角軒樋用スナップジョイント
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抑え付きジョイント
こちらは、軒樋と軒樋をつなげて長さを出す、『ジョイント』です。
職人さんによっては、【つなぎ】という方もいます。
軒樋は1本3.6mになっています。これはどのメーカーでも同じです。
しかし、お家の軒は3.6mでは収まりません。そこでこのジョイントを使用し、どんどん長さを出していきます。
1枚目・2枚目は、ぐっと押すとパチンッと簡単につながるタイプです。
3枚目の抑え付きジョイントは、両端に接着剤を付けはめ込んだら、内側に継ぎ目と継ぎ目を抑えるように、付属部材を取り付けます。
こちらは少し手間がかかりますし、この継ぎ目の段差に落ち葉などがつまり安いので弊社ではあまり使用していません。
端はしっかり止めていきます、止まり
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こちらが軒樋のエンド部分に止める、『止まり』です。
軒樋の両端につけないと、集水器には集まらずバシャバシャと落ちてしまいますからね。
2枚目写真は、実際に取り付けてある写真です。
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軒樋で使用されるメインの部材はこのくらいです。
この部材があれば軒樋は完成します。
次に竪樋に必要な部材をご紹介
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こうして、きれいに樋を流れることで、外壁を汚したり、地面に穴をあけてしまうことを防ぎます。
縦樋の本体
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左側が丸タイプ、右側が角タイプです。
リフォームで多く用いられるのは丸タイプですが、最近の新築では角タイプも多く使用されているように思います。
お客様のお家の縦樋はどちらのタイプですか??
これがないと始まらない。エルボ
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縦樋は建物の形状に沿わせて取り付けていきます。
必ずと言っていいほど、カクカクと曲がりますのでこの『エルボ』が必要になります。
角度も90℃~105℃まであり、
自在エルボというものは、方向も変えられます。
雨樋部分交換の場合であれば、既存のエルボと同じ角度のものを用意しないと
同じようにつながりませんので、材料注文時には注意して発注します。
どんどんつながる!ジョイント
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こちらは縦樋と縦樋をつなげていく『ジョイント』です。
写真でご紹介しているのは、【異形ジョイント】と言って集水器と竪樋の直径が違う際に使用するものです。
写真の場合、60×55と記載があるので、集水器が60Φ、縦樋が55Φの直径の際に使用します。
2カ所を一カ所に。P型集水器
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こちらは縦樋の集水器です。『P型集水器』と言います。
2カ所から引いてきた水を一カ所に集める部材になっています。
こちらは、ついていないお家も多いかと思います。
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竪樋の部材は大体この3つで構成されています。
詳しく見たら、型がこれとか、大きさがなど様々ですが、
部材の名前だけ覚えておいていただければ職人さんとのお話もしやすいかと思います。
まとめ
以上が、一般住宅に用いられる雨樋で、大体使用される部材の紹介です。
雨樋は沢山部材を用いているように感じますが、組み立てるところを見ていると、
子供のころに遊んだレゴブロックを思い出します(*^▽^*)
部材も一般的な住宅であればそこまで多くないので、今回の記事を参考に
雨樋工事の際には、ぜひ職人さんとお話してみてください。
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