台風被害のあった大屋根棟板金の建物調査にいってきました。
今回は、台風の突風により大屋根棟板金と抜き板が吹き飛んでしまったお家の建物診断を行う内容です。
お客様との出会いは、屋根にブルーシートが掛かっていたところをお声掛けさせてもらったのがきっかけです。
知り合いの業者に頼んだものの、忙しくされていたようで、中々修繕工事が出来てないようでした。
雨が降るたび、自分の家の屋根が心配になり、かなり悩まれていました。
もし私自身の家の屋根だったら…と、考えました。とっても恐ろしいことです。
早々に施工予定日を調整させていただき、修繕工事に入らせてもらいました。
写真は、建物診断を行ったときの写真です。
大屋根棟板金の写真です。
ガムテープでしっかり固定してありました。
お客様の不安な気持ちが想像できました。
棟板金は、屋根で受けた風が、吹き上がるように棟板金に当たります。
その為、よく突風による破損が見受けられます。
棟板金自体は、釘で打ち込まれていますが、突風であおられ続けていくと、釘が緩みます。
そこで、強度の台風などの突風が来た時、耐えられなくなり破損するケースが多いです。
出来ることなら、定期的な診断を行うことをお勧めします。
大屋根棟板金の写真です。
左の写真の逆側になります。
ここで、ガムテープについてお話し致します。
今回は、スレート屋根に布ガムテープでしっかりと貼ってありました。
お気持ちは、ものすごくわかります。
おそらく、風に飛ばされないようにとガチガチに留めようとされたのでしょう。
ですが、スレート屋根に布ガムテープを貼ると、跡が残ります。想像してください!べとべとした粘着した黒ずんだ跡が残るようなことを…。
スレート屋根の表面は、ザラザラした面になります。凹凸の凹部分に挟まった粘着性のべとべとは、取ることが困難です。
布ガムテープより養生テープがいいと思います。
また、全体的にブルーシートを張り、土のう袋を重りにするのもいいと考えます。
大屋根棟板金ブルーシート養生写真
最後にお伝えしたいことは、屋根にかかわらずお家のことで、心配ごとや不安に感じたところを発見した時は、
お気軽にご相談ください。
お家の建物診断を行うことは、人で言うなら健康診断を受けることと同じです。
健康診断にはお金がかかりますが、建物診断を行う費用はかかりません。
大事なお家の状態を知ることは、とても大切なことだと思うからです。
何かお家のことでのご相談は遠慮なく言ってください。
ご期待に添えるよう努力いたします。
9時~17時まで受付中!
0120-390-616