
2025.07.31
こんにちは(^^♡街の屋根やさん川口店です🏠今回は朝霞市にてスレート屋根の屋根カバー工事を行いました。ご依頼いただいた施主様は、これまで一度も屋根のメンテナンスをしたことがなく、「屋根なんて見たこともないし、何が悪いのかわからない」とおっしゃっていました。 ところが、近隣で屋根工…

こんにちは!街の屋根やさん川口店です🏠
浦和区にお住まいのお客様より、「屋根の色が白っぽくなってきたので、そろそろメンテナンスを考えたい」とのお問い合わせをいただきました。
実際に現地を確認すると、既存の屋根にはスレート材が使用されており、紫外線や風雨の影響でかなり色褪せている状態でした。
このままでは屋根材の劣化が進み、将来的に雨漏りのリスクも高まります。
特にこれから台風の季節に入る時期でしたので、しっかりとした備えとして屋根カバー工事をご提案させていただきました。
スレート屋根とは、セメントに繊維を混ぜて薄く成形した屋根材で、日本の住宅に多く使われています。
表面には防水性や耐久性を保つための塗装(主にアクリルやフッ素、シリコンなど)が施されています。
しかし塗膜は、紫外線や雨風にさらされ続けることで徐々に劣化し、次のような症状が起こります。
防水性が大きく低下し、雨漏りのリスクが高まる
屋根材そのものが吸水して劣化・ひび割れが進む
苔や藻が繁殖しやすくなり、見た目も悪化
夏場に熱を吸収しやすくなり、室内温度が上昇する
このように、「白くなってきたな」と感じた時点で、屋根材の保護が失われつつある可能性が高く、早めの点検や対策が必要です。
赤丸で囲っている部分は換気棟がついていた部分。
もともと設置されていた換気棟(屋根裏の空気を外に逃がすための通気部材)については、
今回はお客様のご要望と屋根構造に合わせて、塞ぐ仕様で仕上げていくことになりました。
屋根の雨漏りを左右すると言っても過言ではない存在の「ルーフィング」と言われるものを設置します。
屋根材(スレート、ガルバリウム鋼板、瓦など)は、雨をはじく役割を持っていますが、
台風や強風、豪雨のときなどに、雨水が屋根材のすき間から入り込むことがあります。
そこで、屋根材の下にもう1枚、防水の“二重ガード”としてルーフィングを敷くことで、雨漏りを防ぐ仕組みになっているのです。
優れた防水性能:高耐久の粘着層で、屋根材の隙間からの浸水をしっかりガード。
自己粘着タイプ:タッカーなどを使わず張れるため、釘穴からの雨水侵入を防ぎます。
耐久性の高さ:長期間安心できる防水性能が期待できます。
このように、見えなくなる部分こそしっかりとした資材を使うことで、屋根全体の安心感が格段に向上します。
防水紙を敷いた後、屋根材本体の施工に入ります👷今回は、アイジー工業の「スーパーガルテクト」を採用。
カラーは落ち着きのある「シェイドチャコール」を選定しました。
軽量で耐震性アップ:スレートや瓦に比べて非常に軽く、地震時の建物負担を軽減。
高断熱材入り:屋根材の裏に断熱材が貼り付けられており、夏の暑さも軽減。
サビに強い:特殊なめっき処理により、長期間美しさを保ちます。
積雪や台風などの自然災害にも配慮された10年の製品保証付き。
美観や機能性に対しても、安心の長期保証が付いています。
>>> 【スーパーガルテクト】人気のガルバリウム鋼板屋根材おすすめの理由
屋根材がすべて施工できたら、次は再び棟の下地部分に戻ります。
今回はアルミ製の貫板を採用しました。
腐食に強い:木材と異なり、長期間経っても腐りません。
シロアリ被害なし:害虫に強いため、メンテナンス頻度を減らせます。
安定した強度:変形しにくく、棟板金をしっかり固定できます。
今回の工事では、見た目の美しさだけでなく、防水性や耐久性、耐震性など、総合的な屋根の安全性を高めることができました。
屋根の色褪せは、単なる見た目の変化に留まらず、「屋根材の寿命サイン」であることも多いです。
気になることがあれば、早めのご相談が大切です。
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