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久喜市で木材のみのベランダ笠木を板金工事で修繕～腐食をここで食い止める！！アラミド繊維～

久喜市の皆さん、こんにちは！！『街の屋根やさん　埼玉川口店』です(^^)/

今回は、久喜市で木材のベランダ笠木を板金工事で新品なのか！？と思うような修繕を行ってきました！！

今回のお家はベランダ笠木が、老舗旅館などで見るような、木材のみの笠木でした。

古き良い趣で、夜に椅子でもおいてゆっくり夜風に当たりたいようなベランダですが、
どうしても木材のみなので、腐食が進行していました。

ベランダに出て寄りかかったら手すりが崩れて…。
なんてことが起きたら大変です。

あまり目立たないところですが、事故につながる場所でもあります。

あまり言いたくないですが、ベランダの腐食が進行しすぎてベランダが傾いてしまったお家もあります。

腐食の放置は、侮れません。

早めの修繕工事を行いましょう！！

それでは、今回の修繕工事を見ていきましょう！！

今回補修する久喜市のベランダ笠木

こちらが久喜市のお客様の施工前写真です。

一度、塗装工事を行ったようですが、一番雨の当たる手すり部分は大きく塗装が剥げています。

塗装工事は素材自体に防水性のないものにとても有効的ですが、木材の場合、木材自体が経年とともに崩れてくるので、表面の凹凸が多く塗装は長持ちしません。

笠木だけに限らず、切妻屋根の顔でもある『破風』などでも同じです。

塗装工事は比較的お安いので、工事される方が多いですが、木材や窯業サイディングのように素材自体が剥がれてくるものには、塗り重ねるのではなく蓋をしましょう！！

木材の破風　

塗装が剥がれた様子

窯業サイディングの破風

塗装が剥がれた様子

そこで一番有効的なのが板金です！！

最近使用される、ガルバニウム鋼板は塗装が褪せてくるのが15年～20年ほどといわれています。

木材や窯業の上に塗装を重ねた場合、素材が落ちるときに一緒に剥がれたりと、まだらに剝がれるので褪せ方が汚いです。

しかし、板金の場合、ひどくさび付いて板金自体に穴が開いたりしない限り、まばらに剥がれることは、そうありません！！

少し薄くなったかな？こんな感じで褪せていくので汚くなった！！と感じることはないと思います。

わたしも、素人から屋根やさんに入りましたが、破風と笠木のリフォームだけは絶対に板金が1番！！と入った当初から思っています。

この思いを熱く語りたいので、ぜひ破風、笠木のリフォームにお困りの方は一度、街の屋根やさん　埼玉川口店までお問い合わせください！！

今回は腐った部分をアラミド繊維で補修

今回は手すりの端の部分が腐食していましたので交換も視野にお客様と検討しましたが、
これ以上の進行がないように対応してほしいとのご希望でしたので、
アラミド繊維というものを用いて、腐食部分を強化しました。

アラミド繊維とは聞きなれないものだと思いますが、高速道路の柱などにも使用されているくらい強度の高いものになります。

布上の繊維を強化したいところに貼り、そこに特殊な液を塗ることによってガッチガチに固まります。

以前、西川口の軒天にも使用しましたが、腐食して崩れ始めている部分にも効果的です。

＊アラミド繊維を用いた現場ブログ＊

関連＞＞＞川口市でアラミド繊維を使用して庇の補強を行いました

今回は、手すりの端がもろくなっていましたのでそこをメインに強化しました。

これで、さらに崩れてくることは防止できます。

メインの板金工事で手すり（笠木）を補修

まずは下地にコーキングを塗布

まずは、笠木をしっかり接着させるためにコーキングを塗ります。
こうすることで、下地と板金笠木をしっかり密着させ、雨の侵入を防ぐ効果もあります。

そこに赤丸の平板板金をお家の笠木に合わせたものを取り付けていきます。

この平板の加工は、街の屋根やさん　埼玉川口店の工場で加工したり、加工やさんにお願いするなどまちまちです。

板金を取り付け・加工

次に笠木板金を取り付けていきます。
箱型は事前に工場で加工してきました。

交差している部分の加工は現場で直接加工します。

かなりきれいに収まっていますよね。

職人さんは、板金ハサミと掴みというものを使用して仕上げていきます。

見ているだけだと簡単そうで自分もできる！と思いますが、
実際やってみると、意外と難しいんです。

これぞ職人だと、やってみてわかりますね"(-""-)"